画像診断まとめ

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著者:管理人

乳児の白質裂傷(contusional tear)のMRI|虐待による頭部外傷との関係と出血・脳挫傷との区別

先に結論:白質裂傷は乳児(とくに生後1年未満)の前頭葉に多い、皮質下白質の線状の裂け目。髄液様の液体か、液面を作る出血を含む。T2*強調像・SWIで見つけやすい。AHTの子どもで報告が多いが単独で虐待を証明する所見ではな […]

仙骨腟固定術後のメッシュ感染・膿瘍と椎間板炎のCT・MRI|L5-S1の腰痛で疑うこと

先に結論:仙骨腟固定術後の腰痛・殿部痛と炎症反応の上昇では、L5-S1の椎間板炎・仙骨骨髄炎とメッシュ周囲の膿瘍を疑う。頻度はまれだが、腰痛はほぼ全例、発熱は半数未満。診断はMRIが中心で、CTは骨盤内の膿瘍や骨の破壊を […]

CALME(小児の非対称性大陰唇腫大)の超音波・MRI|腫瘤のない片側の腫れと鑑別、保存的な方針

先に結論:CALMEは思春期前〜早期の女児の片側の大陰唇が痛みなく腫れる良性の病態。超音波では境界のある腫瘤がなく、MRIではT1低信号・T2低〜等信号に高信号の隔壁が混じり、羽毛状に造影される。腫瘍と誤らないことが大切 […]

腎の類上皮血管筋脂肪腫(EAML)のCT・MRI|脂肪の乏しい腫瘤と腎細胞癌との区別、悪性の経過

先に結論:腎の類上皮血管筋脂肪腫は、脂肪の乏しい充実性腫瘤として見え、腎細胞癌との区別が難しい。単純CTで高吸収、T2強調像で低信号、早く染まる例が多い。悪性の経過をとることがあり、壊死・7cmを超える大きさ・腎外への進 […]

アミロイド甲状腺腫のCT・超音波|脂肪を含むびまん性腫大と透析・家族性地中海熱、診断の進め方

先に結論:アミロイド甲状腺腫は、甲状腺にアミロイドが沈着して腫れる病態。脂肪の混じり方によりCTで低吸収、超音波で高エコーのびまん性腫大を示しやすい。急に大きくなり圧迫症状を出すことがあるが、甲状腺機能は正常のことが多い […]

腎腫瘍の凍結療法後のCT・MRI|凍結域の縮小・造影効果の消失と再発の見分け方

先に結論:腎の凍結療法後は「造影されない凍結域が少しずつ縮む」のが順調な経過。数か月は薄い輪状の造影が残ることがあり、結節状・三日月状の造影や増大が再発を疑う所見 項目 ポイント 順調な経過 凍結域は造影されず、時間とと […]