
著者:管理人

大腿直筋のMRI画像の解剖と起始停止のまとめ
大腿直筋(だいたいちょっきん:rectus femoris)は、大腿四頭筋の一部で、膝の伸展と股関節の屈曲に関わる筋肉です。 大腿直筋のMRI画像の解剖 大腿のCTやMRI画像を読む上で大腿直筋がどの場所にあるのか解剖を […]

胸部CTにおけるReversed-halo signとは?鑑別疾患は?
胸部CTにおけるReversed CT halo signとは? 内部が淡いすりガラス影、辺縁が完全もしくは不完全な環状あるいは三日月状の濃厚な浸潤影で構成される円形〜半円形陰影。 すりガラス影とコンソリデーションの関係 […]

脳MRIで中脳被蓋(上小脳脚交叉)に左右対称なDWI高信号は異常所見?
中脳被蓋(上小脳脚交叉)に左右対称なDWI高信号 脳のMRIのDWI(拡散強調像)で中脳被蓋腹側に左右対称な結節状の高信号を認めることがあるが、これは正常所見で上小脳脚交叉を見ている。(上小脳脚交叉は、脳幹における神経線 […]

視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)とは?MRI画像所見の特徴は?
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD:NMO spectrum disorders) 視神経脊髄炎(NMO:neuromyelitis optica)は、古くからある用語で、以前は「デヴィック病」とも呼ばれていた。重 […]

最後野(area postrema)とは?MRI画像では場所はどこに相当?
最後野(area postrema)とは? 読み方は「さいこうや」 第4脳室底に相当する脳幹の底部、特に延髄に位置する小さな領域のこと。 血液脳関門(BBB:Blood-Brain Barrier)が薄いため、体内の毒素 […]

鎖骨下動脈盗血症候群のMRI,CTの画像診断のポイント
鎖骨下動脈盗血症候群(Subclavian Steal Syndrome, SSS) 鎖骨下動脈の狭窄または閉塞により、椎骨動脈を通じて血液が逆流し、脳や上肢への血流が不足する病態で1961年にFisherが最初に報告し […]

Marfan症候群のCT、MRI画像所見、腰仙部硬膜嚢拡張症とは?
Marfan症候群(マルファン症候群) 結合織の異常に関連する遺伝性疾患であり、主に心血管系、眼、骨格に多様な症状を示す。 1896年にMarfanによって初めて報告された。 発生率は約5千人から1万人に1人とされており […]

carotid webとは?CT,MRI画像所見のポイントは?
carotid web carotid webは、内頸動脈(ICA)の起始部に発生する薄い線状の膜。 内頸動脈に認めることが多いが、総頚動脈、椎骨動脈、鎖骨下動脈でも報告あり。 動脈壁の後方から内腔に向かって突出像を認め […]

脳MRIで頭部のBlack blood法として用いられるVRFA 3D-FSE法とは?
VRFA 3D-FSE法とは? Variable Refocusing Flip Angle 3D-Fast Spin Echoの略。 Spin Echo法の一種で、MRI技術の一つ。 高解像度かつ高コントラストの画像を […]