CTやMRI画像で腫瘍内に脂肪(脂質)を伴うことがある肝腫瘍の鑑別診断 公開日:2024年1月29日 CT検査MRI検査腹部 腫瘍内に脂肪(脂質)を伴うことがある肝腫瘍の鑑別診断 肝細胞癌 肝細胞腺腫 限局性結節性過形成(稀) 肝転移(脂肪肉腫、淡明胞型腎細胞癌、副腎皮質癌、神経内分泌腫瘍、卵巣ステロイド細胞腫瘍、孤立性線維性腫瘍など) 限局性 […] 続きを読む
CT画像で肝に石灰化を認めた場合の鑑別診断 公開日:2024年1月27日 CT検査MRI検査腹部 CT画像で肝に石灰化を認めた場合の鑑別診断 最も頻度が高いのは、陳旧性結核をはじめとする治癒後の肉芽腫。 肝の石灰化の鑑別診断には、実質性の病変には、陳旧性肉芽腫(結核やサルコイドーシスなど)、肝細胞腺腫(10%)、肝細 […] 続きを読む
膵癌治療後の局所再発・転移のCT画像所見のポイント 更新日:2024年1月26日 公開日:2024年1月24日 CT検査腹部 膵癌術後再発・転移様式、術後の経過観察期間 膵癌早期の再発・転移チェックでは特に肝転移、複数領域への転移例が多く、1年以上経過して再発した症例では、肺もしくは局所での再発が多かったと報告されている。 切除可能境界例や術直 […] 続きを読む
胆嚢癌のリンパ節転移の画像診断で重要な胆嚢のリンパ路の流れとは? 公開日:2024年1月8日 CT検査MRI検査腹部 胆嚢リンパ路の解析とその臨床的意義 背景 1990年代より、Uesakaらによって胆嚢のリンパ路に関する解析が進められました。この解析は、胆嚢がんのリンパ節転移の理解を深める上で重要です。 主なリンパ路のルート 右ルート […] 続きを読む
肝内胆管癌の治療法、Small Duct TypeとLarge Duct Typeとは?画像診断のポイントは? 公開日:2024年1月8日 CT検査MRI検査腹部 肝内胆管癌(Intrahepatic Cholangiocarcinoma)について 概要 肝内胆管癌(Intrahepatic Cholangiocarcinoma)は、肝臓内の胆管がんです。切除手術が根治的治療の唯一 […] 続きを読む
肝癌診断ガイドライン2021年度版に基づく肝細胞癌(HCC)治療法 公開日:2024年1月8日 CT検査MRI検査腹部 肝細胞癌(HCC)治療の最新ガイドラインについて 概要 肝細胞癌(Hepatocellular Carcinoma: HCC)は、肝臓に発生するがんの一種です。治療法は、患者の状態やがんの特徴によって異なります。 Chi […] 続きを読む
肝細胞癌、肝内胆管癌、肝外胆管癌、胆嚢癌の遠隔転移の頻度と画像診断のポイント 公開日:2024年1月7日 CT検査MRI検査腹部 肝細胞癌の遠隔転移 肝外転移は肺、リンパ節、骨、副腎の順で頻度が高い。 肝外転移が直接の死因となるのは7.6%と報告されており、それが予後に影響することは少ない。 オリゴ転移の状態で肝内病変や肝機能が維持されているという […] 続きを読む
肝細胞癌の治療後の局所再発のCT,MRI画像診断のポイント 更新日:2024年1月15日 公開日:2024年1月7日 CT検査MRI検査腹部 肝細胞癌の治療後の局所再発の画像診断 切除後の再発率は3年で50%、5年で70%。 腫瘍サイズ、衛星結節、脈管侵襲、切除断端陽性、被膜などの所見は、再発率と相関。 初回再発の90%以上は肝内再発。 再発の画像診断には超音 […] 続きを読む
胃癌の遠隔転移と術後再発のCT画像診断のポイント 公開日:2023年12月8日 CT検査消化器腹部 胃癌の術後の画像診断のポイント 胃癌術後のフォローは局所再発を含め造影CTを基本とする。 局所再発の造影CT所見は、吻合部および周囲の不整形軟部腫瘤として認める。 造影CTで再発腫瘤が不明確な場合には、FDG-PETが有 […] 続きを読む
骨盤うっ血症候群のCT,MRI画像所見のポイント!卵巣静脈、骨盤静脈叢の拡張。 更新日:2023年8月24日 公開日:2023年8月23日 CT検査婦人科腹部 骨盤うっ血症候群(pelvic congestion syndrome) 卵巣静脈は径5〜10mm以上で拡張とされるが、径5mm以上に拡張している頻度は14%と報告されている。 無症候性の卵巣静脈拡張は日常臨床においてし […] 続きを読む