剣状突起の先端が二分する二分剣状突起(bifid xiphoid process)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査胸部骨軟部 二分剣状突起(bifid xiphoid process) 胸骨体の下端に存在する剣状突起が先端で二分している正常変異。 症例 50歳代女性 引用:radiopedia 剣状突起が下部で二分し、前方へ弯曲あり。二分剣状突 […] 続きを読む
胸骨に穴が開いている正常変異の胸骨裂孔(sternal foramen)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科胸部骨軟部 胸骨裂孔(sternal foramen) 発生学的に左右の原基が一部で融合しないで形成された裂孔。 最も一般的には胸骨体の下部に見られる。 約5%に発生する。 左右の原基が広範囲に融合しないとbifid sternum […] 続きを読む
胸骨の副骨である胸上骨(episternal ossicle)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科胸部骨軟部 胸上骨(episternal ossicle) accessory bone(過剰骨、副骨)の1つ。 2%未満で見られる。 胸骨柄の上背側に存在するaccessory boneで左右に1対認められる。 片側のみ、あるいは […] 続きを読む
肩峰の副骨である肩峰骨(os acromiale)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 未分類 肩峰骨(os acromiale) 骨の発生過程において二次骨化中心が癒合しないで残ったaccessory bone(過剰骨、副骨)の1つ。 肩峰骨(os acromiale)は肩甲骨の肩峰に存在するaccessory […] 続きを読む
二分肋骨、フォーク状肋骨(bifid rib/forked rib)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査胸部骨軟部 二分肋骨、フォーク状肋骨(bifid rib/forked rib) 発生異常による。 肋骨の腹側先端部が二分しているもの。 線維性骨異形成症(FD:Fibrous dysplasia)などの肋骨や前胸壁の腫瘤と誤認しな […] 続きを読む
上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the humerus)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科 上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the humerus) 上腕骨頭の大結節近傍は生理的に骨梁が疎になりやすく、その程度が強い場合はあたかも嚢胞のように見え、上腕骨偽嚢胞(pseudocyst of the hu […] 続きを読む
三角筋粗面(deltoid tuberosity)のpseudotumor deltoideusの画像所見のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科 三角筋粗面(deltoid tuberosity) 三角筋は前部、中部、後部の3つにわかれる、その停止はいずれも上腕骨の近位1/3の外側に存在する三角筋粗面(deltoid tuberosity)であり、1点に集中するた […] 続きを読む
臼蓋の副骨である臼蓋骨(Os acetabuli)の画像診断のポイント 公開日:2023年3月9日 CT検査整形外科 臼蓋骨(Os acetabuli) 臼蓋縁前上方〜外側に認めるaccessory bone(過剰骨、副骨)。 無症候者の2-3%に見られる。 癒合しなかった臼蓋の二次骨化中心や骨折、あるいは臼蓋関節唇が骨化したものと考え […] 続きを読む
消化管穿孔以外で起こる腹腔内遊離ガス(free air)の原因 公開日:2023年3月9日 CT検査腹部 腹部CTで腹腔内遊離ガス(free air)を見ると、 「どこかに消化管穿孔があるはずだ」 「上部消化管か下部消化管か、破れているのはどっちだ?」 などと消化管穿孔ありきで、穿孔部位を探してしまいがちですが、病歴から穿孔 […] 続きを読む
距骨突出(talar beak/talar beaking)の画像所見のポイント 公開日:2023年3月7日 整形外科骨軟部 距骨突出(talar beak/talar beaking) どの年齢にも認められる距骨頸部から足背方向へ突出する骨棘のような骨性隆起。 腫瘍性の変化ではなく距踵骨癒合症(talocalcaneal coalition) […] 続きを読む