画像診断まとめ

画像診断まとめサイトです。CTおよびMRIの画像診断に必要な知識および実際の画像を主に掲載しています。

著者:管理人

小腸型の感染性腸炎(ウイルス性腸炎)のCT画像所見|大腸型との違い

小腸型の感染性腸炎とは何か。ノロウイルス・ロタウイルスなどウイルス性腸炎が多いこと、水様下痢・嘔吐などの症状、CTで小腸内の多量の液体貯留と壁肥厚の乏しさという特徴、大腸型(侵襲型)の感染性腸炎との違いを解説します。

肺内リンパ節のCT画像所見|特徴(胸膜直下・多角形・小葉間隔壁)と肺結節との見分け方

肺内リンパ節(intrapulmonary lymph node)とは何か。CTで偶然見つかる肺結節としての頻度、中下葉の胸膜直下・1cm未満・多角形・小葉間隔壁との連続などの典型所見と、肺転移・肺癌との鑑別や経過観察の考え方を症例画像で解説します。

腹腔鏡下胆嚢摘出術時に重要な副肝管、異所性肝管、胆嚢管のvariationは?MRCPの画像診断のポイント

先に結論:胆管・胆嚢管のバリエーション 右後区域枝が総肝管に単独で合流するなどの胆管の走行の変異は、腹腔鏡下胆嚢摘出術で胆管損傷の原因になるため、術前のMRCPで確認します 胆嚢管も低い位置での合流・内側からの合流・総胆 […]

MRCPにおける胆汁の流れによるアーチファクト|総胆管結石との見分け方

MRCP・T2強調像で総胆管内に見られる胆汁の流れによるflow voidアーチファクトとは何か。出現しやすい部位と原因、総胆管中心部の低信号という特徴、背側の総胆管結石・腹側の胆管内ガスとの見分け方、3D撮像での確認方法を症例画像で解説します。

膀胱結石の原因とCT画像診断のポイント

先に結論:膀胱結石 膀胱結石の多くは膀胱の中でできるもので、前立腺肥大・神経因性膀胱・膀胱憩室・長期の尿道カテーテルなど、尿が出きらない状態が原因になります CTでは膀胱内の高吸収の石として見え、体位で動くことが多いです […]

misty mesentery(腸間膜脂肪織濃度上昇・腸間膜浮腫)とは?原因と腸間膜脂肪織炎との違い、CT画像

腹部CTで偶然見つかるmisty mesentery(腸間膜脂肪織濃度上昇)とは何か。無症状の非特異的所見と腸間膜脂肪織炎との違い、過去画像との比較の重要性、腸間膜全体のにごりで考えるSLE・肝硬変などの原因、悪性リンパ腫との鑑別を症例画像で解説します。
腹膜炎の原因(癌性、炎症性、その他)

腹膜炎の原因(癌性・炎症性・その他)|腹膜リンパ腫症・化学性腹膜炎のCT

先に結論:腹膜病変(腹膜炎)の原因 腹膜の肥厚・結節・腹水の原因は、癌性腹膜炎(胃・大腸・膵・卵巣癌など)が最も重要で、腹膜偽粘液腫・悪性中皮腫・リンパ腫などの腫瘍もあります 原発巣が見つからない漿液性癌は、近年は卵管の […]

腸管壁肥厚のCTの落とし穴|正常な空腸が壁肥厚に見える理由と見分け方

先に結論:正常の空腸が壁肥厚に見える落とし穴 空腸は普段しぼんでいる(虚脱している)ことが多く、CTで壁が厚く見えてもしばしば正常です 腸閉塞で拡張した腸のすぐ先のしぼんだ空腸を「閉塞の原因の壁肥厚」と間違えないことが大 […]
胃幽門部は筋層が発達して壁肥厚に見える|CTでの正常と病的壁肥厚の見分け方

胃幽門部は筋層が発達して壁肥厚に見える|CTでの正常と病的壁肥厚の見分け方

胃の幽門部は筋層が発達しているため、腹部CTで壁肥厚や3層構造のように見えることがあります。正常な胃壁の厚さ(胃体部5mm・幽門部12mm)、早期相・平衡相での筋層と粘膜下層浮腫の見分け方、胃潰瘍や胃癌などの病的壁肥厚との違いを症例画像で解説します。