軟骨芽細胞腫のCT、MRI画像診断(骨端にできる骨腫瘍) 更新日:2023年2月8日 公開日:2015年2月16日 整形外科 軟骨芽細胞腫(chondroblastoma) 骨端部に好発する稀な良性腫瘍。他、骨端部に発生する腫瘍としては、骨巨細胞腫が有名。 ※骨巨細胞腫との鑑別は年齢および、辺縁が明瞭である点。 軟骨芽細胞の増生を示す。多核巨 […] 続きを読む
腎動静脈奇形・瘻の画像診断、症状、分類、治療 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月10日 救急泌尿器 腎動静脈奇形(Renal Arteriovenous Malformation and Fistula) 稀な疾患であるが、肉眼的血尿を示す。 特に若い患者に血塊を伴う大量血尿を認めた場合は本疾患を鑑別に挙げる。 先天性 […] 続きを読む
胸膜播種、転移性胸膜腫瘍のCT画像診断 更新日:2017年9月2日 公開日:2015年2月9日 胸部 胸膜播種(pleural dissemination)、転移性胸膜腫瘍(pleural metastasis) 転移性胸膜腫瘍は、胸膜腫瘍の中で最多。95%を占める。 原発としては、肺癌、腎細胞癌、乳癌、胃癌など腺癌が多 […] 続きを読む
孔脳症の画像診断 公開日:2015年2月9日 頭部 孔脳症(porencephalia(porencephaly)) ・脳実質内の空洞または嚢胞であり、大脳半球内に脳室との交通を有する。 ・虚血、出血や手術、感染症(ヘルペス、サイトメガロウイルスなど)などにより後天的に脳 […] 続きを読む
Budd-Chiari 症候群の画像所見、症状、原因、治療 公開日:2015年2月5日 腹部 Budd-Chiari 症候群 ・肝静脈3主幹あるいは肝部下大静脈の閉塞により、肝静脈圧・肝後性門脈圧が上昇したもの。しばしば肝硬変を伴う。 ・原発性と続発性に分けられる。 ・原発性では炎症や血栓、塞栓による肝静脈自体 […] 続きを読む
先天性胆管拡張症(総胆管嚢腫)の画像診断、原因、症状、治療 公開日:2015年2月4日 小児腹部 先天性胆管拡張症(総胆管嚢腫)(congenital bile duct dilatation:CBD) ・膵・胆管合流異常症により膵液が胆道へ逆流し、胆管が拡張したもの。 ・10歳以下に好発する。 ・3割が4歳以下、6 […] 続きを読む
胸部CTの縦隔条件の正常解剖ツール作成しました。 公開日:2015年2月4日 胸部 胸部CTの縦隔条件の解剖 胸部CTの大血管や、筋肉、骨を中心とした解剖が知りたいところにカーソルを合わせるだけで、解剖名(日本語・英語表記あり)がわかるツールを開発しました。 ネット環境にあれば、無料で使う […] 続きを読む
神経芽腫の症状、画像診断、転移、予後 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月3日 小児 神経芽腫(神経芽細胞腫、Neuroblastoma) ・小児でもっとも多い腹部腫瘍(1/8000の頻度)。 ・表面不整な腹部腫瘤として発症する。増大すると正中線を超えることがある。 ・腫瘍が産生するVIPのため、難治性下 […] 続きを読む
肝芽腫の症状、合併症、治療、予後、画像診断 公開日:2015年2月3日 小児 肝芽腫(hepatoblastoma) ・小児悪性腫瘍の2.5%。 ・小児肝悪性腫瘍で最多でその頻度は8割。次に肝細胞癌。 ・小児腹部腫瘤としては、神経芽腫、腎芽腫に次いで3番目に多い。 ・肝細胞から発生する。発生機序は […] 続きを読む
腎芽腫(Wilms腫瘍)の症状、年齢、画像診断、治療 公開日:2015年2月3日 小児 腎芽腫(Wilms腫瘍) ・胎児期の腎組織の遺残(後腎芽組織)から発生。ここから前癌病変(Nephrogenic rest)が発生し、なんらかの刺激により腫瘍化したもの。 ・小児悪性腎腫瘍の9割を占める。 ・8割は1- […] 続きを読む