Budd-Chiari 症候群の画像所見、症状、原因、治療 公開日:2015年2月5日 腹部 Budd-Chiari 症候群 ・肝静脈3主幹あるいは肝部下大静脈の閉塞により、肝静脈圧・肝後性門脈圧が上昇したもの。しばしば肝硬変を伴う。 ・原発性と続発性に分けられる。 ・原発性では炎症や血栓、塞栓による肝静脈自体 […] 続きを読む
先天性胆管拡張症(総胆管嚢腫)の画像診断、原因、症状、治療 公開日:2015年2月4日 小児腹部 先天性胆管拡張症(総胆管嚢腫)(congenital bile duct dilatation:CBD) ・膵・胆管合流異常症により膵液が胆道へ逆流し、胆管が拡張したもの。 ・10歳以下に好発する。 ・3割が4歳以下、6 […] 続きを読む
胸部CTの縦隔条件の正常解剖ツール作成しました。 公開日:2015年2月4日 胸部 胸部CTの縦隔条件の解剖 胸部CTの大血管や、筋肉、骨を中心とした解剖が知りたいところにカーソルを合わせるだけで、解剖名(日本語・英語表記あり)がわかるツールを開発しました。 ネット環境にあれば、無料で使う […] 続きを読む
神経芽腫の症状、画像診断、転移、予後 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月3日 小児 神経芽腫(神経芽細胞腫、Neuroblastoma) ・小児でもっとも多い腹部腫瘍(1/8000の頻度)。 ・表面不整な腹部腫瘤として発症する。増大すると正中線を超えることがある。 ・腫瘍が産生するVIPのため、難治性下 […] 続きを読む
肝芽腫の症状、合併症、治療、予後、画像診断 公開日:2015年2月3日 小児 肝芽腫(hepatoblastoma) ・小児悪性腫瘍の2.5%。 ・小児肝悪性腫瘍で最多でその頻度は8割。次に肝細胞癌。 ・小児腹部腫瘤としては、神経芽腫、腎芽腫に次いで3番目に多い。 ・肝細胞から発生する。発生機序は […] 続きを読む
腎芽腫(Wilms腫瘍)の症状、年齢、画像診断、治療 公開日:2015年2月3日 小児 腎芽腫(Wilms腫瘍) ・胎児期の腎組織の遺残(後腎芽組織)から発生。ここから前癌病変(Nephrogenic rest)が発生し、なんらかの刺激により腫瘍化したもの。 ・小児悪性腎腫瘍の9割を占める。 ・8割は1- […] 続きを読む
胸郭内甲状腺腫のCT画像診断 更新日:2020年6月17日 公開日:2015年2月2日 胸部 胸郭内甲状腺腫(intrathoracic goiter) 甲状腺下極から発生した腫瘍が、縦隔内部に発育したもの。 縦隔内部に進展する形式として、prevascular typeとpostvascular typeがある […] 続きを読む
門脈栓の鑑別診断、画像診断(門脈血栓、門脈腫瘍栓) 更新日:2021年12月21日 公開日:2015年1月28日 腹部 門脈栓の原因 特発性血栓、続発性血栓・腫瘍栓に分けられる。 続発性血栓 肝実質性病変:肝硬変、日本住血吸虫症など 医原性:PTP、TIPS、肝移植、胆道手術、静脈瘤塞栓硬化術、脾摘術など 血液疾患:真性多血症、血小板増 […] 続きを読む
鼻腔・副鼻腔の正常変異のCT画像所見のポイント 更新日:2023年6月7日 公開日:2015年1月23日 CT検査耳鼻咽喉科 鼻腔・副鼻腔の正常変異 鼻中隔変異 鼻中隔彎曲 鼻中隔棘・稜 鼻中隔含気 中鼻甲介変異 中鼻甲介逆曲 chonca bullosa:中鼻甲介に篩骨蜂巣が伸びたもの。 中鼻甲介低形成 鉤状突起変異 鉤状突起の偏位 鉤状突起 […] 続きを読む
concha bullosa(中鼻甲介含気)のCT画像診断 更新日:2023年6月7日 公開日:2015年1月23日 耳鼻咽喉科 concha bullosa(中鼻甲介含気) 中鼻甲介に篩骨蜂巣が伸びたもの。そのため中鼻甲介に含気を伴う。正常変異の1つ。 4-24%(14-53%)に見られる。 大きなものは中鼻道を閉塞→OMUの狭小化、鼻中隔彎曲や […] 続きを読む