乳腺症の画像診断(mastopathy) 更新日:2020年1月29日 公開日:2014年10月29日 乳腺 乳腺症 組織学的には増殖性変化と退行性変化が共存する病態。 正常乳腺でも見られる多彩な組織像がある範囲にまとまって認められるときに、乳腺症という。 正常乳腺でも見られる組織像とは、乳管過形成、小葉過形成、閉塞性腺症、硬化 […] 続きを読む
乳管内乳頭腫の画像診断(intraductal papilloma:IDP) 更新日:2019年1月18日 公開日:2014年10月29日 乳腺 乳管内乳頭腫 乳管内に発生する乳頭状腫瘍。上皮性の良性腫瘍。 孤立性に乳頭近くに発生することが多いが、末梢発生もある。 中心型:乳頭近くの乳管内の単発結節。 末梢型:末梢乳腺に多発。異型・悪性病変の合併が多いとされる。 […] 続きを読む
葉状腫瘍とは?画像所見のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月29日 乳腺 葉状腫瘍(Phyllodes tumor) 上皮、間質の両者が増殖〜間質が腫瘍性に増大する。しばしば葉状の構造を伴う。 良性、境界、悪性がある。悪性は約20%。 細胞異型、核分裂像は目立たないが、20cm以上のものも存在 […] 続きを読む
CT,MRI検査の説明・問診(日本語、英語版) 公開日:2014年10月29日 CT検査MRI検査 CT検査に関する説明書(日本語版) 英語版CT検査に関する同意書(日本語版) 英語版 造影剤を用いるCT検査または尿路造影問診票 日英 造影剤を用いるCT検査または尿路造影に関する説明書 (日本語版) 英語版 造影剤 […] 続きを読む
線維腺腫とは?画像診断のポイントは?(Fibroadenoma:FA) 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月29日 乳腺 線維腺腫(Fibroadenoma:FA) 上皮と間質の両者が増殖する過形成性増殖。 乳腺良性腫瘤の中で最多。多発、両側例もしばしばあり。 20〜30歳代に多い。閉経後は自然退縮する。 病理:上皮成分の組織形態により4つ […] 続きを読む
乳腺超音波(エコー)の内部エコー、後方エコーからの鑑別診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月28日 乳腺 乳腺超音波による組織特性 乳腺超音波では、病変の形態および内部の組織構築を見ることができる。 組織によって異なるのは腫瘤の内部エコー、後方エコーである。 後方エコー 後方エコーは、腫瘤より深い(腫瘤の向こう側)部位のエコ […] 続きを読む
異所性右鎖骨下動脈とは?CT画像診断は? 更新日:2016年12月21日 公開日:2014年10月28日 胸部 異所性右鎖骨下動脈(aberrant right subclavian artery) 右鎖骨下動脈は一般的に腕頭動脈から分岐する。それが、左鎖骨下動脈より遠位の大動脈弓から直接分岐して食道と気管の背側を走行する先天奇形 […] 続きを読む
びまん性軸索損傷とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月24日 救急頭部 びまん性軸索損傷(DAI:diffuse axonal injury) 粗大な頭蓋内占拠病変を認めないにもかかわらず、受傷直後より昏睡に陥り意識障害が遷延する。意識清明期がある場合はこの疾患名をつけない。 CTでは軽症に […] 続きを読む
肛門周囲膿瘍の画像診断(anal abscess) 公開日:2014年10月21日 腹部 肛門周囲膿瘍 ・肛門陰窩に開口する肛門腺の急性化膿性炎症により膿瘍を形成したもの。 ・発熱、肛門部の疼痛を主訴とする。 ・膿瘍が自壊または切開により、肛門周囲皮膚や肛門管に瘻孔を形成すると痔瘻となる。 ・肛門周囲膿瘍や痔 […] 続きを読む
後横隔膜脚腔とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2019年12月28日 公開日:2014年10月17日 腹部 後横隔膜脚腔(retrocrural space)とは? 左右の横隔膜脚と椎体に挟まれた狭い領域のこと。後縦隔と後腹膜を連絡する。後縦隔に含めるとする説もある。 大動脈、奇静脈(右側)、半奇静脈(左側)、胸管、リンパ節、 […] 続きを読む