腹部内臓動脈瘤とは?分類、頻度、治療まとめ! 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年1月13日 腹部 腹部内臓動脈瘤 腹部大動脈より分岐する血管もしくはその分枝の異常拡張。 破裂の頻度は20%、破裂時の致死率は10〜30%。 破裂時以外は症状に乏しい。 腹部内臓動脈瘤の分類 真性動脈瘤:動脈の外膜が保たれている。 動脈硬 […] 続きを読む
気管支拡張症とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2023年1月5日 公開日:2015年1月9日 胸部 気管支拡張症(bronchiectasis)とは? 気管支壁の弱化により、気管支軟骨を有する中等度以上の大きさの気管支(2-3mm)の内腔が局在性に非可逆的に拡張し、気道感染や喀血、血痰を繰り返し生じる疾患である。 ほと […] 続きを読む
癌性リンパ管症とは?CT画像診断のポイント! 更新日:2017年8月2日 公開日:2015年1月9日 胸部 癌性リンパ管症(lymphangitis carcinomatosa) 肺のリンパ系に腫瘍が増殖した状態。 肺末梢の血行性肺転移が、末梢の間質、リンパ管を浸潤し、リンパ行性に肺門へと進展する。 病理学的にはリンパ管内にお […] 続きを読む
頭蓋内における多発血管炎性肉芽腫症(Wegener肉芽腫症)の画像診断 公開日:2015年1月7日 頭部 頭蓋内における多発血管炎性肉芽腫症(Wegener肉芽腫症) ・全身性血管炎症候群として3つで特徴づけられる。 ①鼻、耳、眼、上気道(E)および肺(L)の壊死性肉芽腫性血管炎。 ②腎(K)の巣状分節性壊死性糸球体腎炎 ③ […] 続きを読む
放射線肺臓炎/放射線肺線維症の画像診断 更新日:2022年11月1日 公開日:2015年1月6日 胸部 放射線肺臓炎(radiation pneumonitis) 放射線照射後に生じる肺の障害。 30Gy以下では稀。40Gy以上では必発する。 照射後2~6か月後くらいで照射野に一致した部位にすりガラス影→続いて浸潤影か […] 続きを読む
肺原発悪性リンパ腫の画像診断(malignant lymphoma) 更新日:2019年12月11日 公開日:2015年1月6日 胸部 肺原発悪性リンパ腫 大部分は低悪性度のB細胞性で、気管支粘膜付属リンパ組織(mucosa-associated lymphoid tissue:MALT)より発生するため、MALT lymphomaと呼ばれる。 多くは無 […] 続きを読む
縦隔神経原性腫瘍の画像診断(neurogenic tumor) 更新日:2021年12月21日 公開日:2015年1月6日 胸部 神経原性腫瘍 後縦隔には交感神経、肋間神経、交感神経節、脊髄神経節といった大きな神経が存在しており、神経原性腫瘍の9割が後縦隔から発生する。 末梢神経由来 肋間神経由来が最多。 末梢神経由来では、良性腫瘍と […] 続きを読む
頭蓋骨より突出する骨硬化を示す骨腫(osteoma)とは?画像のポイントは? 更新日:2019年9月4日 公開日:2015年1月5日 頭部 頭蓋骨骨腫(skull osteoma) 最も頻度の高い良性の骨腫瘍。 緩やかな発育を示す良性腫瘍で骨膜から発生する成熟皮質骨からなる。 通常外板に由来する。内板から発生することもある。 内板由来の場合は石灰化髄膜腫と鑑 […] 続きを読む
骨髄脂肪腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2017年5月10日 公開日:2015年1月5日 泌尿器 骨髄脂肪腫(myelolipoma、副腎) 骨髄に類似した脂肪組織と造血組織からなる稀な良性腫瘍。非機能性。 多くは偶然発見され、片側の副腎に発生。 後腹膜などに発生することもある。 50-60歳代に多い。 性差はなし。 […] 続きを読む
縦隔悪性リンパ腫の画像診断 更新日:2023年1月5日 公開日:2014年12月27日 胸部 前縦隔悪性腫瘍 前縦隔悪性腫瘍には大きく3つある。 胸腺上皮性腫瘍・悪性胚細胞性腫瘍・悪性リンパ腫の3つ。 治療法が異なるため、鑑別が重要。 縦隔悪性リンパ腫 リンパ系の腫瘍は、縦隔腫瘍の10%を占め、多くは悪性。 非H […] 続きを読む