筋損傷の画像診断と分類(肉離れと筋挫傷) 公開日:2015年2月28日 整形外科 筋損傷 ・肉離れ(muscle strain) ・筋挫傷(muscle contusion) に分けられる。 肉離れ ・遠心性の力が筋肉に働いた時に起こる筋の損傷。 ・腱筋移行部が損傷されやすい。 ・自家筋力によるもの、 […] 続きを読む
会陰部の嚢胞性病変の画像診断(Bartholin腺嚢胞、Skene腺嚢胞、Gartner管嚢胞) 公開日:2015年2月26日 婦人科 会陰部の嚢胞性病変 ・会陰部の嚢胞性病変には、Bartholin腺嚢胞、Skene腺嚢胞、Gartner管嚢胞がある。他、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺がある。 Radiographics. 2011;31: 15 […] 続きを読む
原発性硬化性胆管炎(PSC)の画像診断、診断基準は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月25日 腹部 原発性硬化性胆管炎(PSC:primarysclerosing cholangitis) 原因不明の胆管の慢性炎症性疾患。 胆嚢壁の線維性肥厚とそれに伴う胆管内腔の狭窄を来す。 自己免疫疾患をしばしば合併し、血液生化学検 […] 続きを読む
膀胱瘤(膀胱脱)のMRI画像診断 公開日:2015年2月25日 婦人科泌尿器 膀胱瘤(膀胱脱):cystocele ・膀胱底部が、膣の壁を圧迫し、膀胱の一部または大部分が膣内に脱出し、膣口から体外に現れた状態のこと。 ・直腸脱や子宮脱を合併することが多い。 ・POP(pelvic organ pr […] 続きを読む
骨盤底機能低下、骨盤臓器脱とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2016年11月11日 公開日:2015年2月25日 婦人科泌尿器 骨盤底機能低下、骨盤臓器脱 高齢女性や多産婦に多い。 加齢(閉経により、骨盤底筋の張力を保つエストロゲン低下)や経腟分娩により、肛門挙筋をはじめとした骨盤底筋が下垂、肛門挙筋裂孔が開大するため。 症状としては、骨盤部痛 […] 続きを読む
急性胃粘膜病変(AGML)の画像診断、びまん性胃壁の浮腫性肥厚の鑑別 更新日:2018年12月17日 公開日:2015年2月23日 救急腹部 急性胃粘膜病変(AGML:acute gastric mucosal lesion) 突然発症する上部消化管症状で発症。 心窩部痛、吐血、食欲不振で発症する。 胃粘膜発赤、出血、浮腫、びらん、潰瘍などを認める臨床的症候群 […] 続きを読む
高安動脈炎(大動脈炎症候群)とは?CT画像所見のポイント! 更新日:2023年3月6日 公開日:2015年2月20日 心血管 高安動脈炎/高安病とは? 大動脈とその主要分枝、肺動脈などの弾性血管を侵す原因不明の血管炎。大動脈炎症候群とも呼ばれる。※肺動脈は末梢まで弾性線維がある。 中膜と外膜に円形および巨細胞浸潤のみられる全層におよぶ血管炎。 […] 続きを読む
コレステリン肉芽腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2017年8月16日 公開日:2015年2月20日 耳鼻咽喉科 コレステリン肉芽腫(cholesterol granuloma) 含気腔が陰圧になる→粘膜内の血管が破綻→出血→血液が分解→コレステリン結晶→これに対する異物反応として肉芽組織(異物肉芽腫)が形成される。 さらに […] 続きを読む
メッケル憩室(Meckel憩室)の画像診断のポイントは?出血、腸重積が重要。 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月19日 救急腹部 メッケル憩室 (Meckel diverticulum)とは? 卵黄腸管の遺残で、一部が閉塞せずに腸間膜付着部の反対側に発生した真性憩室。 最も頻度が高い腸管奇形。 頻度は1-2%。 男性に多く2歳以下が半数以上。 […] 続きを読む
胸部大動脈損傷の画像診断、好発部位、原因は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月19日 救急胸部 胸部大動脈損傷(aortic injury) ・外傷による胸部大動脈損傷の8-9割は現場で即死する。 ・病院に運ばれる症例の多くは、動脈瘤を形成したり、解離の状態で止まっているもの。 ・治療例の救命率は高いため、早期発見 […] 続きを読む