石灰沈着性腱板炎/石灰性腱炎の画像診断のポイント 更新日:2023年10月19日 公開日:2022年8月3日 CT検査MRI検査整形外科 石灰沈着性腱板炎/石灰性腱炎(calcific tendinitis) 腱板に沈着したハイドロキシアパタイト結晶を主体としたリン酸カルシウム塩によって誘発される炎症性変化。 原因不明の疾患で棘上筋腱(80%)に好発する。 […] 続きを読む
凍結肩/肩関節周囲炎のMRI画像所見のポイント! 更新日:2023年10月19日 公開日:2022年8月2日 MRI検査整形外科 凍結肩(frozen shoulder)/肩関節周囲炎 肩の痛みや運動制限を主な症状とする症候群で五十肩と呼ばれる病態に近いもの。 凍結肩と肩関節周囲炎はしばしば同義で使われることが多い用語だが、正確には肩関節周囲炎は腱 […] 続きを読む
離断性骨軟骨炎の画像診断のポイント! 更新日:2022年8月14日 公開日:2022年7月28日 CT検査MRI検査整形外科 離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans(OCD) ) 離断性骨軟骨炎とは関節軟骨の一部分が軟骨下骨とともに母床より剥離・分離するもの。軟骨下に生じる骨壊死(骨軟骨損傷)。 肘関節や膝関節、股関 […] 続きを読む
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)のMRI画像所見のポイント 更新日:2022年8月31日 公開日:2022年7月25日 MRI検査整形外科 上腕骨外側上顆炎(lateral epicondylitis)とは 外側上顆に付着する伸筋群・回外筋の使い過ぎにより腱鞘・断裂・骨膜の炎症。 特に短橈側手根伸筋腱(ECRB:extensor carpi ardialis […] 続きを読む
肩関節周囲の滑液包(Bursae)の種類と部位 更新日:2023年2月7日 公開日:2022年7月24日 MRI検査整形外科 滑液包(Bursae)とは? 滑液包は、腱や関節包、骨、筋肉、靱帯など様々な2つの接する構造の間に存在し、液体貯留腔として存在し内側には滑膜がある。 肩関節で認める滑液包 肩関節で認める主な滑液包は、 肩峰下滑液包〜三角 […] 続きを読む
Magic angle effectとは? 更新日:2022年8月2日 公開日:2022年7月21日 MRI検査 Magic angle effect MRIにおけるアーチファクト。 静磁場から55°の角度を有する構造が高信号を示す。 T1WI、プロトン密度強調像、GRE sequence(T2*WIなど)などTEが短い撮像法で生じ […] 続きを読む
Pott’s puffy tumor(前頭洞骨膜下膿瘍、帽状腱膜下膿瘍)とは? 公開日:2022年7月12日 CT検査MRI検査救急頭部 Pott’s puffy tumor(前頭洞骨膜下膿瘍、帽状腱膜下膿瘍) 外傷や副鼻腔炎の合併症として、前頭洞の骨膜下に膿瘍形成として認めるもの。 7-8歳以後で認める。 前頭部に圧痛を伴う。 前頭洞の骨欠損 […] 続きを読む
脳幹網様体とは?MRI画像での場所、意識障害との関係は? 公開日:2022年6月15日 MRI検査頭部 脳幹網様体(brainstem reticular formation) 脳幹(中脳から延髄)の正中付近で、背側に存在する。(脳幹は主に線維束、神経核、網様体の3つに分けられる。) 発生学的に古い構造で、神経細胞が散在性 […] 続きを読む
頭部MRAの撮影の意義は?わかることは? 公開日:2021年12月27日 MRI検査頭部 MRAとは? MRAとは MR angiography を略したもので、選択的に血流のみを画像化する方法です。 通常、TOF法で非造影で撮影されますので、造影剤は用いません。 (用いることもありますが、ほとんどの場合使用 […] 続きを読む
漿液、高蛋白、石灰化、脂肪、壊死、出血、線維成分のCT、MRI画像所見 公開日:2021年12月21日 CT検査MRI検査 つい、忘れてしまいがちな漿液、高蛋白、石灰化、脂肪、壊死、出血、線維成分がCTやMRIのT1WI、T2WIでどのような信号パターンを示すのかをまとめました。 CT MRI T1WI T2WI 漿液 low low hig […] 続きを読む