腎動脈を2本,3本認める過剰腎動脈とは?腎動脈のanomary 公開日:2022年11月9日 CT検査MRI検査泌尿器 腎血管の正常解剖 腎動脈は上腸間膜動脈(SMA)の起始部より1-2cm尾側から分岐する。 腎動脈は腎門に入る前に、4-5本の分節動脈(segmental artery)に分岐する。 分節動脈は腎実質内で多数の葉間動脈(i […] 続きを読む
耳下腺間隙と画像診断のポイント 公開日:2022年10月26日 CT検査MRI検査耳鼻咽喉科 耳下腺間隙(PS:parotid space)とは? 深頸筋膜浅葉が耳下腺を囲むことにより形成された領域で、耳下腺・リンパ節・顔面神経・下顎後静脈、外頸動脈が含まれる。 上・中咽頭レベルにおいて最外側に位置する間隙で、外 […] 続きを読む
咀嚼筋間隙と画像診断のポイント 公開日:2022年10月26日 CT検査MRI検査耳鼻咽喉科 咀嚼筋間隙(MS:Masticator space)とは? 深頸筋膜浅葉の厚い筋膜で覆われ、舌骨上部のみに存在し、頭蓋底を底辺とする逆三角形の形を形成する。 咀嚼筋(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つ)、下顎骨、 […] 続きを読む
頸部間隙と深頸筋膜、CT及びMRIの画像所見との関係まとめ 公開日:2022年10月18日 CT検査MRI検査耳鼻咽喉科 頸部間隙(cervical space)とは? 頸部は筋膜によって分けられ、筋膜により頭頸部を頭尾方向に長い円筒状の組織間隙の集合体として捉える。 それぞれの境界には筋膜が存在しているため、腫瘍や炎症が間隙同士の障壁とな […] 続きを読む
遊走胆嚢(移動性胆嚢)と胆嚢捻転症のCT画像診断のポイント 公開日:2022年10月9日 CT検査MRI検査消化器腹部 遊走胆嚢(移動性胆嚢)(wandering gallbladder) 胆嚢の肝臓側は肝臓の線維性被膜の結合組織により肝臓に固定されているのが正常。 この固定されている範囲が短い場合を遊走胆嚢(移動性胆嚢)と言う。 遊走胆 […] 続きを読む
神経核内封入体病(NIID)のMRI画像所見 更新日:2023年1月16日 公開日:2022年9月27日 MRI検査頭部 神経核内封入体病(NIID:neuronal intranuclear inclusion disease)とは? 2011年の日本神経放射線学会のMRI所見の発表以来、高率に存在する白質脳症として重要な鑑別疾患となった […] 続きを読む
上腕骨頭の嚢胞と腱板断裂の関係 公開日:2022年9月27日 CT検査MRI検査整形外科 上腕骨頭の嚢胞と腱板断裂の関係 上腕骨頭に認める嚢胞(bone cyst)には上腕骨頭の中でも背側(posterior cyst)に認めるものと腹側(anterior cyst)に認めるものがある。 posterior […] 続きを読む
膀胱癌のMRI画像診断におけるVI-RADSまとめ! 公開日:2022年9月20日 MRI検査泌尿器 VI-RADSとは Vesical Imaging-Reporting And Data Systemの頭文字を取った略語。 膀胱癌のMRI撮影法・診断法の標準化を図るために作成された。 目的は膀胱癌そのものの検出ではな […] 続きを読む
野球肘の分類とMRI画像診断のポイント 公開日:2022年8月30日 CT検査MRI検査整形外科 野球肘 baseball elbow 10~13歳頃までに見られる繰り返す投球動作により生じる肘関節障害の総称。 発生メカニズムは投球動作時の外反ストレスと過伸展による。 投球時の疼痛をほぼ全例に認める。 病期が進めば伸 […] 続きを読む
膝関節MRIの正常構造(半月板、靱帯、関節軟骨、骨髄)と信号パターン 公開日:2022年8月30日 MRI検査整形外科 膝関節MRIの正常構造と信号パターン 半月板:いずれのシークエンスでも低信号 靱帯:いずれのシークエンスでも低信号 関節軟骨:T2WIでは低信号だが、T2*WI、脂肪抑制PDWI(プロトン密度強調像)では高信号 骨髄:赤 […] 続きを読む