「耳鼻咽喉科」の記事一覧
メニエール病の造影MRIとは?内リンパ水腫を4時間後の3D-FLAIRで見る方法|わかること・限界と小脳梗塞などのめまいの見分け方
メニエール病の造影MRIでは、ガドリニウム静注の約4時間後に3D-FLAIRで内リンパ水腫を見ます。仕組み、わかること・限界、小脳梗塞など他のめまいとの違いをまとめます。
鼻中隔穿孔とは?鼻に穴があく原因(鼻ほじり・手術・薬物・血管炎)とCT画像、何科に行くか
鼻中隔穿孔(鼻の仕切りの穴)の原因を整理します。多いのは手術やけが・鼻ほじりで、六価クロム、コカイン、多発血管炎性肉芽腫症(GPA)なども原因になります。症状、CT・MRIで見ること、受診先と行う検査を解説します。
サギングアイ症候群とは?高齢者の複視(ものが二重に見える)の原因と眼窩MRI所見
高齢者の「ものが二重に見える」原因で最も多いサギングアイ症候群。加齢で外眼筋の支持組織がゆるむ仕組み、症状と顔つきの特徴、眼窩MRIでの外直筋の下方偏位とLR-SRバンド、急いで調べるべき複視との違いを解説。
サイレント副鼻腔症候群(Silent Sinus Syndrome: SSS)の画像所見
先に結論:サイレント副鼻腔症候群 サイレント副鼻腔症候群は上顎洞の出口が詰まり、上顎洞がしぼむように小さくなることで、痛みのない眼球陥凹や眼球の下方偏位を起こす病態です CTでは上顎洞の容積減少と壁の内側へのへこみ・混濁 […]
鼻中隔彎曲(弯曲)・骨棘形成のCT画像所見のポイント
先に結論:鼻中隔弯曲 鼻中隔弯曲は多くの人に見られるありふれた変化で(成人のCTで40.5%:Ominde 2023)、軽度なら正常範囲です 強い弯曲や骨棘は鼻づまりの原因となり、中鼻甲介を押してOMU(副鼻腔の出入口) […]
下顎管のCT画像解剖!通るものは?神経は?
先に結論:下顎管の解剖 下顎管は下顎孔(下顎枝の内側)から入り、オトガイ孔から出る下顎骨の中の管で、下歯槽神経(三叉神経第3枝の枝)と下歯槽動静脈が通ります 下顎骨骨折・抜歯・インプラントでは、下顎管の損傷で下唇・あごの […]
眼窩上蜂巣(supraorbital ethmoid cell)とは?篩骨蜂巣の正常変異
先に結論:眼窩上蜂巣(supraorbital ethmoid cell) 眼窩上蜂巣は前篩骨蜂巣が眼窩の上壁に沿って後外側に広がった正常変異です 内視鏡下副鼻腔手術(ESS)で前頭洞と間違えられやすく、近くを通る前篩骨 […]
Onodi cell(蝶篩骨蜂巣)のCT画像所見|視神経との関係と手術前の注意
Onodi cell(sphenoethmoidal cell・蝶篩骨蜂巣)とは何か。後部篩骨洞が蝶形骨洞の上外側へ進展する正常変異の頻度と見つけ方(冠状断CT)、視神経・内頸動脈との位置関係、副鼻腔炎からの視神経障害や内視鏡下副鼻腔手術(ESS)での損傷リスクを症例画像で解説します。