herniation pit(大腿骨頸部ヘルニア窩)とは?CT画像診断は? 更新日:2023年3月1日 公開日:2014年10月13日 整形外科 herniation pitとは? 大腿骨頚部前面の上外側にみられる類円形の骨皮質下透亮像で、両側性あるいは片側性に見られる。 サイズは通常1cm未満で、増大することはまれ。 比較的高齢者にみられることが多い。成人 […] 続きを読む
輸精管の石灰化のCT画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月10日 泌尿器 輸精管の石灰化 加齢による変性によっても生じるが、糖尿病の患者で出現頻度がより高い(輸精管に石灰化を認めた場合90%以上に糖尿病が存在するという報告もある)。 小骨盤腔で正中部から外方に向かって蛇行する左右対称 […] 続きを読む
脳の生理的鉄沈着は?MRI画像のSWIやT2*WIでどのように見える? 更新日:2024年7月10日 公開日:2014年10月8日 頭部 MRIは磁場を用いた検査であり、鉄イオンの検出に有用です。 中でもT2*WI(T2スター強調像)、またSWI(磁化率強調像)が有用とされます。 ここで問題となるのが、これらのシークエンスで低信号を示したときに、 古い出血 […] 続きを読む
肝臓の胆管性過誤腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月8日 腹部 胆管性過誤腫(bile duct hamartoma) von Meyenburg complexと呼ばれる胆管壁組織の遺残から発生。 胆道系とは交通のない嚢胞病変で線維性間質に囲まれた膿汁胆汁を含む。 他に、micro […] 続きを読む
肺化膿症とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2021年7月1日 公開日:2014年10月8日 胸部 肺化膿症(lung abscess)とは? 肺炎の中でも中心部に壊死を生じ、膿で満たされた空洞を形成したものを肺化膿症と呼ぶ。肺膿瘍と言ってもよい。 誤嚥性肺炎、気管支拡張症、肺癌による気道閉塞などが原因となる。特に、誤 […] 続きを読む
鼻茸とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2017年7月11日 公開日:2014年10月7日 耳鼻咽喉科 鼻茸(nasal polyp)とは? 鼻腔にできる炎症性ポリープ。 鼻炎や副鼻腔炎などの分泌物によって刺激され続けた粘膜が浮腫状に肥厚して生じる。 多くは慢性副鼻腔炎や鼻アレルギーなどの症状の1つとして出現する。 中鼻道 […] 続きを読む
骨盤のリンパ節の画像診断(pelvic lymph node) 更新日:2014年10月31日 公開日:2014年10月7日 婦人科腹部 骨盤のリンパ節 子宮頸癌取り扱い規約、第3版、2012を参考に作図 傍大動脈リンパ節(para aortic node) ・腹部大動脈および下大静脈に沿うもの。 総腸骨動脈リンパ節(common iliac node) […] 続きを読む
転移性卵巣腫瘍のCT、MRI画像診断(卵巣転移) 更新日:2024年1月26日 公開日:2014年10月7日 CT検査MRI検査婦人科 転移性卵巣腫瘍(卵巣転移) 胃癌、大腸癌、乳癌からの転移が多い。 転移性腫瘍で発症し、原発巣が見つかることも少なくない。 両側性の卵巣腫瘍では常に転移の可能性を考える。 原発巣により転移性卵巣腫瘍に画像的特徴があることが […] 続きを読む
肺扁平上皮癌のCT画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月3日 胸部 肺の扁平上皮癌(squamous cell carcinoma) 発生部位は65%は中枢気管支、肺門部肺癌。35%は末梢肺野。末梢の頻度が増えている。(肺野型肺癌の20%が扁平上皮癌) 喫煙関連、金属(ニッケル、クロム) […] 続きを読む
骨髄炎のMRI画像診断 公開日:2014年9月22日 救急整形外科 骨髄炎 病期分類 ・病期1期:骨髄内の炎症。局所の痛み・圧痛・発熱を伴う。 ・病期2期:骨髄の中に膿が貯まる。炎症は骨膜下まで及ぶ。 ・病期3期:炎症が周囲軟部組織まで及ぶ。 ・慢性骨髄炎とは半年以上持続する […] 続きを読む