肝性脳症・肝硬変の頭部MRIの画像診断は?T1WIで高信号? 更新日:2023年4月5日 公開日:2014年8月25日 腹部頭部 肝性脳症(hepatic encephalopathy) 重篤な肝障害あるいは門脈大循環短路により起こる精神神経症状。 肝硬変に伴うものが圧倒的に多い。 急性型と慢性型に分けられる。急性型は劇症肝炎、慢性型は肝硬変による […] 続きを読む
総胆管結石の画像診断のポイント!症状、原因、治療は? 更新日:2022年9月25日 公開日:2014年8月25日 救急腹部 総胆管結石(CBD stone)とは 総胆管結石(CBD(common bile duct) stone)は総胆管の閉塞-狭窄の原因となり、閉塞性黄疸を起こす。 感染を伴えば、胆管炎の原因となる。 症状は、黄疸、発熱、右 […] 続きを読む
胆石の種類とCTで見える胆石とその割合とは? 更新日:2024年3月11日 公開日:2014年8月25日 腹部 胆石の種類 コレステロール胆石:純コレステロール石、混成石、混合石 色素胆石:黒色石、ビリルビンカルシウム石 稀な胆石:炭酸カルシウム石、脂肪酸カルシウム石、他の混成石など ※黒字はCTで高吸収(=白く)に見えることが多 […] 続きを読む
巨大脳動脈瘤の画像診断(giant aneurysm) 更新日:2019年6月4日 公開日:2014年8月25日 MRI検査頭部 巨大脳動脈瘤 最大径2.5cm以上の脳動脈瘤のこと。 全脳動脈瘤の5%を占める。 男女比は1:3で女性に多い。 中大脳動脈、内頚動脈海綿静脈洞部、脳底動脈遠位部に好発する。 比較的破れにくく、くも膜下出血よりは、脳神経圧 […] 続きを読む
外傷性くも膜下出血とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年11月23日 公開日:2014年8月23日 救急頭部 外傷性くも膜下出血(traumatic subarachnoid hemorrhage) 外傷→脳表の血管損傷→くも膜下腔に広がる出血。 くも膜下出血単独で見られることもあるが、脳挫傷、硬膜下血腫、びまん性軸索損傷、橋・ […] 続きを読む
卵巣成熟嚢胞性奇形腫とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年12月24日 公開日:2014年8月22日 婦人科 卵巣成熟嚢胞性奇形腫(mature cystic teratoma/dermoid cyst) 類皮嚢胞腫(皮様嚢腫)(dermoid cyst)とも呼ばれる良性の卵巣腫瘍。 卵巣の胚細胞腫瘍の中の奇形腫に分類される。 […] 続きを読む
妊婦のMRI検査、造影剤における胎児への影響 公開日:2014年8月22日 MRI検査 妊婦のMRI検査における胎児への影響 ・CTと異なり被ばくはないので、その点では安全な検査といえる。 ・しかし、MRIによる磁場やRFパルスが胎児に与える影響は、完全にわかっておらず、米国のFDAのガイドラインでは、 [ […] 続きを読む
妊婦のCT検査による胎児への影響はある?(被ばく量、精神発達遅滞・奇形) 更新日:2016年10月12日 公開日:2014年8月22日 CT検査 CT検査をした後に、妊娠していることが判明したり、妊娠していることがわかっている中、どうしてもCT検査が必要なこともあります。 CTは被曝をしますので、胎児への影響がまず懸念されます。 そこで今回は、CT検査がどの程度胎 […] 続きを読む
Mirizzi症候群とは?症状は?画像診断の特徴は? 更新日:2018年11月5日 公開日:2014年8月21日 腹部 Mirizzi症候群(ミリッツィー症候群) ・胆嚢結石では通常、胆汁の経路は閉塞されず、閉塞性黄疸にはならない。 ・ところが、胆石の嵌頓部周囲の浮腫が、総肝管を圧迫すると、閉塞性黄疸を生じる。この病態をMirizzi症候 […] 続きを読む
茎状突起過長症(Eagle症候群)のCT画像診断のポイント 更新日:2023年6月14日 公開日:2014年8月21日 耳鼻咽喉科 茎状突起過長症(elongated styloid process)/Eagle症候群(Eagle syndrome) 過長の茎状突起または茎状舌骨靭帯の石灰化→舌咽神経、頚動脈を圧迫→咽頭や顎下部、耳にかけて疼痛、嚥下 […] 続きを読む