外傷性くも膜下出血とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年11月23日 公開日:2014年8月23日 救急頭部 外傷性くも膜下出血(traumatic subarachnoid hemorrhage) 外傷→脳表の血管損傷→くも膜下腔に広がる出血。 くも膜下出血単独で見られることもあるが、脳挫傷、硬膜下血腫、びまん性軸索損傷、橋・ […] 続きを読む
卵巣成熟嚢胞性奇形腫とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年12月24日 公開日:2014年8月22日 婦人科 卵巣成熟嚢胞性奇形腫(mature cystic teratoma/dermoid cyst) 類皮嚢胞腫(皮様嚢腫)(dermoid cyst)とも呼ばれる良性の卵巣腫瘍。 卵巣の胚細胞腫瘍の中の奇形腫に分類される。 […] 続きを読む
妊婦のMRI検査、造影剤における胎児への影響 公開日:2014年8月22日 MRI検査 妊婦のMRI検査における胎児への影響 ・CTと異なり被ばくはないので、その点では安全な検査といえる。 ・しかし、MRIによる磁場やRFパルスが胎児に与える影響は、完全にわかっておらず、米国のFDAのガイドラインでは、 [ […] 続きを読む
妊婦のCT検査による胎児への影響はある?(被ばく量、精神発達遅滞・奇形) 更新日:2016年10月12日 公開日:2014年8月22日 CT検査 CT検査をした後に、妊娠していることが判明したり、妊娠していることがわかっている中、どうしてもCT検査が必要なこともあります。 CTは被曝をしますので、胎児への影響がまず懸念されます。 そこで今回は、CT検査がどの程度胎 […] 続きを読む
Mirizzi症候群とは?症状は?画像診断の特徴は? 更新日:2018年11月5日 公開日:2014年8月21日 腹部 Mirizzi症候群(ミリッツィー症候群) ・胆嚢結石では通常、胆汁の経路は閉塞されず、閉塞性黄疸にはならない。 ・ところが、胆石の嵌頓部周囲の浮腫が、総肝管を圧迫すると、閉塞性黄疸を生じる。この病態をMirizzi症候 […] 続きを読む
茎状突起過長症(Eagle症候群)のCT画像診断のポイント 更新日:2023年6月14日 公開日:2014年8月21日 耳鼻咽喉科 茎状突起過長症(elongated styloid process)/Eagle症候群(Eagle syndrome) 過長の茎状突起または茎状舌骨靭帯の石灰化→舌咽神経、頚動脈を圧迫→咽頭や顎下部、耳にかけて疼痛、嚥下 […] 続きを読む
心筋シンチグラフィの読影の仕方(支配血管と部位の関係) 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年8月18日 核医学 心筋シンチグラフィの読影の仕方(支配血管と部位の関係) ・心筋 SPECTと、血管、部位の関係は次のよう。 続きを読む
円形無気肺とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年9月14日 公開日:2014年8月12日 胸部 円形無気肺(round atelectasis) 肺が限局的に虚脱し、肥厚した臓側胸膜が肺側に折れ込んだもの。 胸水貯留によるものや胸膜の病変に関連することが多く、虚脱が残ってしまうもの。 原因は、結核性胸膜炎、アスベス […] 続きを読む
ULP型大動脈解離の画像診断 更新日:2017年1月25日 公開日:2014年8月7日 心血管 ULP型大動脈解離 2010年のガイドラインからULP型大動脈解離として独立した。 血栓化解離腔内へ突出することがあり(上図参照)、ulcer like projection(ULP)と呼ばれている(画像所見である)。 […] 続きを読む
偽腔閉鎖型大動脈解離の画像診断 更新日:2016年1月2日 公開日:2014年8月7日 心血管 偽腔閉鎖型大動脈解離 ・偽腔は血腫で充満し、造影されないタイプ。 ・ただし、急性期では、血栓閉鎖した偽腔が単純CTで濃度の高い肥厚した壁(hyperdense crescent sign)として描出されることが重要である […] 続きを読む