コンソリデーションconsolidationとすりガラス影
- コンソリデーション(consolidation)は「容積減少を伴わず、肺血管の辺縁を覆い隠す肺野の吸収値の増大」と定義され、肺血管が埋もれて見えない状態。肺胞性病変が多い。肺胞性肺炎や肺胞性肺水腫、肺胞出血などで見られる。
- すりガラス影は、「肺血管の辺縁が認知できる程度の肺野の吸収値の増大」と定義される。間質性病変が多いが、含気を残す肺胞性もある。
- 浸潤影は胸部レントゲンで用いられることが多い用語。コンソリデーションはCTで用いられることが多い。
- 網状影は、細かな線状影により形成される網目状の陰影で、個々の網目のサイズは10mmまで。これを超えると粗大網状影(coarse reticular shadow)を呼ばれることあり。
ご案内
腹部画像診断を学べる無料コンテンツ
4日に1日朝6時に症例が配信され、画像を実際にスクロールして読影していただく講座です。現状無料公開しています。90症例以上あり、無料なのに1年以上続く講座です。10,000名以上の医師、医学生、放射線技師、看護師などが参加中。
胸部レントゲンの正常解剖を学べる無料コンテンツ
1日3分全31日でこそっと胸部レントゲンの正常解剖の基礎を学んでいただく参加型無料講座です。全日程で簡単な動画解説付きです。
画像診断LINE公式アカウント
画像診断cafeの
LINE公式アカウントで新しい企画やモニター募集などの告知を行っています。
登録していただくと特典として、脳の血管支配域のミニ講座の無料でご参加いただけます。