舟状骨骨折とは?好発部位、CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年3月11日 公開日:2014年12月1日 整形外科 舟状骨骨折(scaphoid fracture) 手を着いて転倒し、手関節を背屈して生じる骨折。 手根骨の骨折および脱臼で最多。 中央1/3(中央のくびれた部位)で骨折することが多い(7割)。 合併症としては骨片の癒合が […] 続きを読む
腎の高さの異常の種類は?CT画像の特徴は? 更新日:2022年10月12日 公開日:2014年11月28日 泌尿器 腎の高さの異常(腎の位置異常、腎奇形、longitudinal ectopic kidney 腎の高さの位置異常は、上下の位置異常、交叉性変位腎、融合腎の3つに大きく分かれる。 最も多い位置異常は馬蹄腎、続いて骨盤腎。 […] 続きを読む
血管性認知症の画像診断(VaD:Vascular dementia) 更新日:2016年9月22日 公開日:2014年11月21日 頭部 血管性認知症の分類 複数の大梗塞(大血管性認知症) 多発性小梗塞(ラクナ+白質病変) 単一病変(戦略的部位) 低灌流 脳出血 アルツハイマー病の病理を有する脳血管障害(混合型認知症) 関連)脳血管性認知症とは?症状、診断 […] 続きを読む
ランゲルハンス細胞組織球症のCT、MRI画像診断(LCH) 更新日:2024年1月29日 公開日:2014年11月20日 頭部骨軟部 ランゲルハンス細胞組織球症(Langerhans cell histiocytosis(LCH)) Langerhans cellの非腫瘍性増殖(肉芽腫形成性免疫反応)。従来histiocytosis Xといわれた。 1 […] 続きを読む
神経因性膀胱のCT画像診断、膀胱造影所見(Neurogenic bladder) 更新日:2024年2月21日 公開日:2014年11月19日 整形外科泌尿器 神経因性膀胱 排尿は主に中枢神経の3部位により支配される。 ①脳幹部にある橋の排尿中枢(協調) ②S2-4にある排尿中枢(反射) ③大脳皮質(抑制) 排尿障害のBors-Comarr分類では、S2-4より上位(橋と仙骨排 […] 続きを読む
一過性全健忘のMRI画像診断 (TGA:transient global amnesia、海馬の異常高信号) 更新日:2024年6月3日 公開日:2014年11月17日 救急頭部 一過性全健忘とは? 急激に起こる一過性の記銘力障害。 通常50歳以上に認められる。 近い過去に関する全健忘に加えて、数日-週におよぶ逆行性健忘を伴う。 発作の持続時間は24時間以内で、平均4-5時間。 過去の記憶は保持さ […] 続きを読む
猫ひっかき病の画像診断(cat-scratch disease、腋窩・頸部リンパ節腫大) 更新日:2018年10月24日 公開日:2014年11月17日 耳鼻咽喉科胸部 猫ひっかき病 小児に罹患が多い。 グラム陰性桿菌であるBartonella henselae感染症。 猫と接触後1−2週(3−10日)程度で発疹、発熱、2-10週程度で受傷部のリンパ路に痛みを伴うリンパ節腫大を来す。 ネ […] 続きを読む
腰椎MRIの正常解剖をオンラインで無料で見られるツール 更新日:2016年12月13日 公開日:2014年11月14日 整形外科 腰椎MRI正常解剖ツール 先日より、腰椎MRI画像ツールを公開しています。横断像と矢状断像の2方向あります。クルクルしながら学べます。 【ツール】 横断像:http://medicalimagecafe.com/tool […] 続きを読む
リンパ球性下垂体炎の画像診断(lymphocytic hypophysitis) 更新日:2017年3月31日 公開日:2014年11月14日 頭部 下垂体炎の分類 原発性下垂体炎:リンパ球性(頻度が高い。今はコレ)、肉芽腫性 二次性下垂体炎:下垂体腺腫の無菌性壊死による膿瘍、頭蓋咽頭腫・Rathke嚢胞に伴う下垂体炎、細菌性髄膜炎や免疫抑制患者での真菌感染に続発する […] 続きを読む
類表皮嚢胞(epidermoid cyst)、類上皮腫とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年8月31日 公開日:2014年11月12日 頭部 類上皮腫、類表皮嚢胞(類上皮嚢腫)epidermoid cystとは? 原発性脳腫瘍の1%以下。 表皮の一部、ケラチンやcholesterolが迷入して形成された異所性嚢胞。嚢胞壁は扁平上皮で覆われる。 汗腺、皮脂腺、毛 […] 続きを読む