鼠径ヘルニアとは?内鼠径ヘルニア・外鼠径ヘルニアの違いは? 更新日:2016年12月23日 公開日:2014年9月5日 救急腹部 鼠径ヘルニア(inguinal hernia)は頻度の多い疾患です。 読み方は「そけいヘルニア」と読みます。 鼠径ヘルニアは外(間接)鼠径ヘルニア、内(直接)鼠径ヘルニアに大きく分けられます。 その違いは、臨床的にはそ […] 続きを読む
胸膜中皮腫の画像診断(pleural mesothelioma) 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年9月4日 胸部 胸膜中皮腫 石綿曝露と高い相関(9割くらい)があり、低濃度曝露でも発症する。 曝露から20〜40年の潜伏期を経て発症する。 中皮腫は、心膜、腹膜、精巣鞘膜などに生じるが、胸膜が8割程度と最多。 壁側胸膜の中皮細胞から発生 […] 続きを読む
血痰・喀血をきたす疾患の鑑別診断、原因疾患 更新日:2022年9月7日 公開日:2014年9月3日 胸部 血痰・喀血をきたす疾患の鑑別診断、原因疾患 気道からの出血 気管支拡張症 気管支炎(急性、慢性) 気管支結核 細気管支炎 中葉舌区症候群 中枢型肺癌 気管支内腔への転移 気管支カルチノイド 気道内異物 気道の外傷 肺実質 […] 続きを読む
気管支喘息のCT画像診断の特徴は? 更新日:2022年9月8日 公開日:2014年9月2日 救急胸部 気管支喘息(bronchial asthma) 下気道の慢性炎症。 上皮下へのコラーゲン沈着による基底膜肥厚。 気道過敏性亢進などさまざまなトリガーにより発作が起こる。 発作時は平滑筋の収縮や粘液栓による気道閉塞が起こり […] 続きを読む
腫瘍シンチのタリウムシンチとは?画像のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年9月1日 核医学 タリウムシンチ(201Tl-Chlorideシンチ) ガリウムシンチとともに腫瘍シンチで用いられる。 ただし、18F-FDG PET検査の普及により、年々検査数は減少している。 腫瘍への血流や腫瘍細胞のNa-K ATPa […] 続きを読む
浮腫性胆嚢壁肥厚(漿膜下浮腫)とは?画像診断のポイントは?急性胆嚢炎との違いは? 更新日:2016年1月21日 公開日:2014年8月27日 腹部 浮腫性胆嚢壁肥厚(edematous wall thicking of the GB)とは? ・胆嚢壁は漿膜下層が最も結合組織が疎であり、浮腫が起こりやすい。 ・内膜の肥厚ではなく、漿膜下の肥厚によるため、胆嚢炎とは異な […] 続きを読む
前立腺肥大症のMRI画像診断のポイントは?症状、検査、治療は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年8月27日 泌尿器 前立腺肥大症(BPH:benign prostatic hyperplasia/hypertrophy) 前立腺は、50歳くらいから次第に大きくなり、内部の尿道を圧迫し、様々な排尿障害症状をきたす。 前立腺肥大とは、前立 […] 続きを読む
急性硬膜下血腫(ASDH)とは?CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2016年9月15日 公開日:2014年8月26日 救急頭部 急性硬膜下血腫とは?(acute subdural hematoma:ASDH) 頭部外傷などにより急性期の硬膜下腔に出血が起こる病態。 脳表の動静脈や架橋静脈の損傷、脳内血腫の脳表への進展が原因となる。 硬膜-くも膜間 […] 続きを読む
ChiariⅠ型奇形の画像診断(Chiari Ⅰ malformation、脊髄空洞症) 更新日:2016年1月2日 公開日:2014年8月26日 頭部 ChiariⅠ型奇形 ・小脳扁桃が大後頭孔を超えて脊柱管内への下垂と定義される。 正常範囲 大後頭孔より 〜10歳 6mm以内、 10~30歳 5mm以内、 それ以降 4mm以内。 ・通常は、小脳虫部や脳 […] 続きを読む
肝性脳症・肝硬変の頭部MRIの画像診断は?T1WIで高信号? 更新日:2023年4月5日 公開日:2014年8月25日 腹部頭部 肝性脳症(hepatic encephalopathy) 重篤な肝障害あるいは門脈大循環短路により起こる精神神経症状。 肝硬変に伴うものが圧倒的に多い。 急性型と慢性型に分けられる。急性型は劇症肝炎、慢性型は肝硬変による […] 続きを読む