骨盤のリンパ節の画像診断(pelvic lymph node) 更新日:2014年10月31日 公開日:2014年10月7日 婦人科腹部 骨盤のリンパ節 子宮頸癌取り扱い規約、第3版、2012を参考に作図 傍大動脈リンパ節(para aortic node) ・腹部大動脈および下大静脈に沿うもの。 総腸骨動脈リンパ節(common iliac node) […] 続きを読む
転移性卵巣腫瘍のCT、MRI画像診断(卵巣転移) 更新日:2024年1月26日 公開日:2014年10月7日 CT検査MRI検査婦人科 転移性卵巣腫瘍(卵巣転移) 胃癌、大腸癌、乳癌からの転移が多い。 転移性腫瘍で発症し、原発巣が見つかることも少なくない。 両側性の卵巣腫瘍では常に転移の可能性を考える。 原発巣により転移性卵巣腫瘍に画像的特徴があることが […] 続きを読む
肺扁平上皮癌のCT画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月3日 胸部 肺の扁平上皮癌(squamous cell carcinoma) 発生部位は65%は中枢気管支、肺門部肺癌。35%は末梢肺野。末梢の頻度が増えている。(肺野型肺癌の20%が扁平上皮癌) 喫煙関連、金属(ニッケル、クロム) […] 続きを読む
骨髄炎のMRI画像診断 公開日:2014年9月22日 救急整形外科 骨髄炎 病期分類 ・病期1期:骨髄内の炎症。局所の痛み・圧痛・発熱を伴う。 ・病期2期:骨髄の中に膿が貯まる。炎症は骨膜下まで及ぶ。 ・病期3期:炎症が周囲軟部組織まで及ぶ。 ・慢性骨髄炎とは半年以上持続する […] 続きを読む
縦隔気腫(気縦隔)の原因、症状、治療、画像診断まとめ! 更新日:2022年5月8日 公開日:2014年9月20日 胸部 縦隔気腫(気縦隔) 縦隔内に空気が侵入した状態。肺胞から間質に空気が漏れるために生じる。 無症状のこともあるが、胸痛や呼吸困難の原因となりうる。 まれにショック、呼吸不全をきたすこともあるので注意(緊張性縦隔気腫)。 気 […] 続きを読む
腎動態シンチグラフィとは?腎機能評価をどのようにする? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年9月19日 核医学 腎動態シンチグラフィ ・腎機能評価に最も多く用いられる薬剤は ①99mTc-DTPA ②99mTc-MAG3 である。 99mTc-DTPA ①99mTc-DTPAは糸球濾過でのみ排池される(糸球濾過物質)。1回循環に […] 続きを読む
サンゴ状結石とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年9月19日 公開日:2014年9月15日 泌尿器 サンゴ(珊瑚)状結石(staghorn calculus、珊瑚状結石、尿路結石) 尿路結石のうち、結石が腎盂と腎杯を鋳型として、腎盂腎杯に沿った部位を占めるもの。 ストルバイト結石(=リン酸マグネシウム・アンモニウム(M […] 続きを読む
門脈血栓症の原因と画像診断 更新日:2015年6月30日 公開日:2014年9月12日 腹部 門脈血栓症の原因 特発性(小児、若年成人に多い。新生児期の敗血症が関与か。) 肝細胞癌(患者の30-60%に認める) 肝硬変 門脈圧亢進 胆管細胞癌 膵癌、胃癌による腫瘍浸潤 外傷 血液疾患 敗血症 続きを読む
重複下大静脈とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2017年9月22日 公開日:2014年9月12日 心血管腹部 重複下大静脈(double IVC,duplicated IVC)とは? 全人口の2-3%に見られる。CTで遭遇する頻度は0.7-1%と下大静脈の奇形で最も多い。 大動脈の両側に下大静脈が描出される奇形。 発生の過程で […] 続きを読む
奇静脈葉とは?X線、CT画像診断のポイント!(azygos lobe) 更新日:2017年7月20日 公開日:2014年9月11日 胸部 奇静脈葉 肺の分葉異常の1つ。副葉(accessory lobe)の1つ。副葉には他には上副肺葉、下副肺葉などがある。 本来は右肺門を後から前へまたぐはずの奇静脈弓が、右肺尖部もまたいでしまい、肺尖部の肺実質に深く埋もれ […] 続きを読む