円形無気肺とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年9月14日 公開日:2014年8月12日 胸部 円形無気肺(round atelectasis) 肺が限局的に虚脱し、肥厚した臓側胸膜が肺側に折れ込んだもの。 胸水貯留によるものや胸膜の病変に関連することが多く、虚脱が残ってしまうもの。 原因は、結核性胸膜炎、アスベス […] 続きを読む
ULP型大動脈解離の画像診断 更新日:2017年1月25日 公開日:2014年8月7日 心血管 ULP型大動脈解離 2010年のガイドラインからULP型大動脈解離として独立した。 血栓化解離腔内へ突出することがあり(上図参照)、ulcer like projection(ULP)と呼ばれている(画像所見である)。 […] 続きを読む
偽腔閉鎖型大動脈解離の画像診断 更新日:2016年1月2日 公開日:2014年8月7日 心血管 偽腔閉鎖型大動脈解離 ・偽腔は血腫で充満し、造影されないタイプ。 ・ただし、急性期では、血栓閉鎖した偽腔が単純CTで濃度の高い肥厚した壁(hyperdense crescent sign)として描出されることが重要である […] 続きを読む
偽腔開存型大動脈解離とは?CT画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年8月7日 心血管 偽腔開存型大動脈解離とは? ・大動脈解離のうち、偽腔は開存しており、偽腔は造影されるタイプ。 ・造影CT早期相で偽腔は造影されることが多いが、されないこともあるので、後期相まで撮像する必要がある。 ・entry/re-e […] 続きを読む
潰瘍性大腸炎とは?症状は?CT画像診断のポイントは? 更新日:2017年4月5日 公開日:2014年8月6日 腹部 潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis:UC、炎症性腸疾患)とは? 疫学:罹患年齢は2峰性。15−25歳の若年層、50−80歳にも小さなピークあり。 病理:病理学的には大腸粘膜の広範な潰瘍とびまん性炎症であり […] 続きを読む
硬膜下蓄膿(硬膜下膿瘍)の画像診断 更新日:2015年7月28日 公開日:2014年8月1日 救急頭部 硬膜下蓄膿(硬膜下膿瘍)(subdural empyema) ・まれだが、死亡率が高い。 ・急速に進行しうる脳外科的緊急疾患であり、髄膜炎の合併症の1つだが、髄膜炎と診断されて、臨床診断がしばしば遅れる。 ・硬膜下蓄膿は […] 続きを読む
ヘモクロマトーシスとは?CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年4月6日 公開日:2014年7月31日 腹部 ヘモクロマトーシス(Hemocromatosis) 遺伝性疾患の鉄過剰症(腸粘膜からの鉄の過剰吸収)をヘモクロマトーシスとし、その他は二次性鉄過剰症とされる。 二次性鉄過剰症の原因は、頻回輸血、過剰な鉄剤投与、無効造血を […] 続きを読む
Osgood-Schlatter病の画像診断のポイント!irregular tibial tuberosityとの違いは? 更新日:2023年3月2日 公開日:2014年7月29日 整形外科 Osgood-Schlatter病(オスグッドシュラッター病)とは? 10〜14歳の主に男児の発育期のスポーツ障害の代表的疾患。 脛骨粗面に痛みや圧痛を有し、局所の腫脹を伴う。 膝の屈伸運動で最も重要な働きをなす大腿四頭 […] 続きを読む
脊椎血管腫のCT,MRI画像診断(vertebral hemangioma) 更新日:2023年6月14日 公開日:2014年7月25日 整形外科 脊椎血管腫(vertebral hemangioma) 頻度の高い病態であり、真の腫瘍ではなく、過誤腫または静脈うっ滞による静脈奇形と考えられる。 胸椎>腰椎に多い。他、同様の病態は頸椎や頭蓋骨、下顎骨にも認められる。 […] 続きを読む
大網捻転のCT画像診断(omental torsion) 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年7月23日 救急腹部 大網捻転(omental torsion) 大網の一部あるいは全体がその長軸方向に捻転し、急性腹症をきたしうる比較的まれな疾患。 女性より男性でやや多い。 30-60歳に見られることが多い。 8割の症例で 37度以上の […] 続きを読む