視床下部過誤腫のMRI画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月21日 小児頭部 視床下部過誤腫(hypothalamic hamartoma) ・視床下部神経やグリア組織からなる過誤腫で、真の腫瘍ではない。 ・思春期早発症や、けいれん発作、笑い発作で発症する。 ・視床下部の灰白隆起から脚間槽に突出す […] 続きを読む
アミロイド関節症とは?画像診断のポイントは? 更新日:2022年8月18日 公開日:2015年5月21日 整形外科骨軟部 アミロイド関節症(amyloid arthropathy) 骨関節領域へのアミロイドの沈着=アミロイドーシスのことで、関節アミロイドーシス、アミロイド関節症とも呼ばれる。透析アミロイドーシスの一つ。 透析開始後10年以上 […] 続きを読む
非骨化性線維腫(NOF)の画像診断 更新日:2023年2月21日 公開日:2015年5月21日 整形外科 非骨化性線維腫(Non-ossifying fibroma:NOF) NOFは線維芽細胞の増生で構成される良性腫瘍で、良性の皮質内多房性で境界が明確な病変。線維性皮質欠損(fibrous cortical defect( […] 続きを読む
骨Paget病とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月21日 整形外科 骨Paget病とは? 中年から高齢者に好発する。人口の1-2%。 原因は不明。パラミクソウイルスによるslow virus infectionや遺伝子異常とも言われる。骨吸収と骨形成の過程が互いに異常に進み、骨の肥厚・ […] 続きを読む
処女膜閉鎖の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月18日 婦人科 処女膜閉鎖(imperforate hymen) 処女膜は膣腔と膣前庭との間に存在する薄い膜。洞膣球の下端が尿生殖洞膜に開く部位に相当。胎生期に膣腔と尿生殖洞を隔てているが、通常出下時には開口する。 閉鎖したままの場合、 […] 続きを読む
卵巣静脈血栓の症状は?原因は?画像診断のポイントは? 更新日:2016年7月14日 公開日:2015年5月15日 婦人科腹部 卵巣静脈血栓 ・卵巣静脈内の血栓は、産褥期の合併症としてしばしば起こる。 ・分娩の0.05-0.18%に合併する。帝王切開後は1-2%に発生。分娩後48時間以内に好発する。 ・妊娠中の凝固能の亢進、分娩後の血流低下、静脈 […] 続きを読む
フルニエ壊疽とは?原因は?画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月26日 公開日:2015年5月14日 泌尿器 フルニエ壊疽とはどういった病気なのでしょうか? 実は、死亡率も高く、非常に緊急性の高い疾患です。 今回は、そんなフルニエ壊疽の原因、画像診断についてまとめました。 Fournier壊疽(Fournier’s […] 続きを読む
膵悪性リンパ腫の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月14日 腹部 膵悪性リンパ腫(malignant lymphoma) ・主として非ホジキンリンパ腫で、乏血性の腫瘤。 ・非常に稀。 ・通常は巨大な膵腫瘤として発見され、大きさの割に内部構造が均一、血管浸潤がほとんどないことなどは、他臓 […] 続きを読む
リザーバーによる肝動注化学療法のための血流改変術で知っておくべきこと 更新日:2017年1月10日 公開日:2015年5月14日 腹部 動注化学療法とは? 動注化学療法とは、セルディンガー法を用いて、カテーテルを選択的に目標とする臓器に持って行き、そこで高濃度の抗がん剤を注入する治療法です。 ワンショット動注療法:1時間以内の短時間で注入 持続動注療法: […] 続きを読む
胎便吸引症候群の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年5月12日 小児胸部 胎便吸引症候群(MAS:meconium aspiration syndrome) ・新生児において生下時前後の羊水の気道への誤嚥により起こる胎便による無気肺や化学性炎症反応に入り交じった肺疾患のこと。 続きを読む