甲状腺癌、甲状腺機能亢進症に対する131I(ヨード)内用療法の適応、効果判定、副作用は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月13日 耳鼻咽喉科 甲状腺シンチ 甲状腺は血中のヨードイオンを取り込み、有機化して甲状腺ホルモンを合成する。 123Iは診断目的で用いられる。摂取率24時間値は甲状腺機能をよく反映する。甲状腺中毒症の鑑別には123Iのほか、ヨード制限のいら […] 続きを読む
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の透視所見、CT画像所見のポイント 更新日:2021年11月10日 公開日:2015年8月11日 腹部 胃・十二指腸潰瘍 胃・十二指腸粘膜に生じて、粘膜筋板を越えて深く組織が欠損した状態。 胃の良性陥凹性病変で最多。癌との鑑別が重要。 潰瘍よりも浅い状態をびらんという。 胃潰瘍は幽門線領域と胃底線領域との境界に好発する。 […] 続きを読む
【画像・動画あり】PET検査の生理的集積の3つのポイント! 更新日:2021年2月8日 公開日:2015年8月7日 PET PETで光ったら=がんだと思い込んでいる人がいますが、決してそんなことはありません。 まず忘れてはいけないのがこの生理的集積です。 つまり、正常だけど集積をすることがあるのです。 また炎症などにも集積します。 今回はFD […] 続きを読む
気管気管支断裂(損傷)の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月6日 救急胸部 気管気管支断裂(損傷)(tear of bronchus) 80%は分岐部より2-3cmの領域に起こる。 断裂の形態は不全断裂と完全断裂に分けられる。 大多数は不全断裂。 気胸や、縦隔気腫、皮下気腫などのairのリーク所 […] 続きを読む
顆粒膜細胞腫の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月4日 婦人科 顆粒膜細胞腫(granulosa cell tumor) ・性索間質腫瘍の1つ。 ・成人型(更年期から閉経後)と若年型(小児)に分けられる。 ・全卵巣腫瘍の1-2%で、そのうち95%は成人型。 ・境界悪性腫瘍に分類。 続きを読む
Bertin柱(ベルタン柱)の肥厚とは?画像診断のポイントは? 更新日:2023年3月2日 公開日:2015年8月4日 泌尿器 Bertin柱の肥厚(hypertrophic column of Bertin/prominent column of Bertin) 腎柱(column of Bertin)の過形成。Bertinはベルタンと読む。ベ […] 続きを読む
神経節神経腫の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月4日 泌尿器 神経節神経腫(ganglioneuroma) ・自律神経から発生。神経節細胞とSchwann細胞のみから構成されるまれな良性腫瘍。 ・神経源性腫瘍の一つ。 ・半分は腹部に発生し、その4割は副腎に発生。他、縦隔、頸部、まれ […] 続きを読む
尿管瘤とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月4日 泌尿器 尿管瘤(ureterocele) 膀胱粘膜と筋層の間の嚢状拡張した尿管(尿管の下端が風船のように膀胱内に膨らむ)のこと。 発生の過程でChwalle膜が破れるのが遅れることにより生じると考えられている。 以下のように分類 […] 続きを読む
骨形成不全症とは?画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月3日 小児整形外科 骨形成不全症 ・コラーゲン形成不全を原因とする。 ・先天性と遅発性に分けられる。 ・最重症型は多発性の子宮内骨折をきたす。 ・先天性は生下時多発骨折、死産、早期死亡を起こす。 ・先天性は骨は太く短い、遅発性は骨が細い。 […] 続きを読む
脊髄血管芽腫のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月3日 整形外科頭部 脊髄血管芽腫(hemangioblastoma) ・全髄内腫瘍の3%程度。 ・境界明瞭で血管に富む腫瘍。 ・WHO grade1に分類される良性腫瘍。 ・発症年齢は30歳前後。 ・主訴は感覚障害、運動障害など。無症状のこ […] 続きを読む