ベーチェット病

再発性口腔内アフタ性潰瘍(必須で初発症状のことが多い)、皮膚症状眼病変外陰部潰瘍を主症状とする炎症性疾患。

・HLA-B51との関連。日本人の陽性率は55%程度。

腸管ベーチェット

・ベーチェット病のうち特に消化管病変が目立つ場合は、腸管ベーチェットの特殊型に分類される。

・病変の好発部位は回腸末端〜盲腸

・穿通性の多発潰瘍が典型的。まれに穿孔することあり。

・ベーチェットに相当する全身の病変を認めず、腸管のみに病変を認めるものを単純性潰瘍と呼ぶ。

腸管ベーチェットの画像所見

・注腸にて回盲部に深掘れ潰瘍、狭窄像を認める。

・CTにて回盲部の壁肥厚、潰瘍性病変、周囲炎症波及、反応性のリンパ節腫大を認める。

症例 38 歳の女性。右下腹部痛にて来院した。両下腿に皮疹がみられ,皮膚科にて結節性紅斑と診断されている。

Behcet2005年放射線科診断専門医試験問題43より引用。

回盲部にバリウムの貯まりを認めており、潰瘍の形成を疑う所見。結節性紅斑の合併あり、腸管ベーチェットを疑う所見。

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