胎便性腹膜炎(meconium peritonitis)
・出生前に腸管穿孔があり、そこから胎便の腹腔内への漏出がベースにある。
・胎便の漏出が、無菌性の癒着性の化学的腹膜炎を引き起こす。
・24時間以内に石灰化を腹腔内に引き起こすことあり。
・約半分に小腸閉鎖や膜様狭窄が基礎疾患にあり、それにより穿孔をきたすもの。
・レントゲンで偶然発見される場合と、癒着性イレウスにより発見される場合あり。
・つまり、気づかれたときには、穿孔は閉鎖しており、症状はなく石灰化のみで気付かれることあり。
・ただし生後も穿孔部が残ると、細菌性腹膜炎を合併することあり。
胎便性腹膜炎の画像所見
・腹部単純X線において、腹膜、腸間膜、大綱に不整な石灰像を認める。石灰化の形は様々。石灰化は陰嚢内に認められることもある。
・限局性のものでは、周囲組織を巻き込んで嚢胞(cystic meconium peritonitis)を形成する。
・エコーやCTにて腹水貯留を認める。
化学性腹膜炎
- 胎便性腹膜炎
- 胆汁性腹膜炎
- 腹膜透析に合併する腹膜炎
- 異物腹膜炎(ガーゼなど)
ご案内
腹部画像診断を学べる無料コンテンツ
4日に1日朝6時に症例が配信され、画像を実際にスクロールして読影していただく講座です。現状無料公開しています。90症例以上あり、無料なのに1年以上続く講座です。10,000名以上の医師、医学生、放射線技師、看護師などが参加中。胸部レントゲンの正常解剖を学べる無料コンテンツ
1日3分全31日でこそっと胸部レントゲンの正常解剖の基礎を学んでいただく参加型無料講座です。全日程で簡単な動画解説付きです。
画像診断LINE公式アカウント
画像診断cafeのLINE公式アカウントで新しい企画やモニター募集などの告知を行っています。 登録していただくと特典として、脳の血管支配域のミニ講座の無料でご参加いただけます。