胸部CTで知っておくべき正常変異・先天奇形の画像所見まとめ 公開日:2023年10月24日 CT検査胸部 胸部CTで知っておくべき正常変異・先天奇形 肺野・気道 右傍気管嚢胞(right paratracheal air cyst) 気管気管支(tracheal bronchus) 副心臓支(accessory cardia […] 続きを読む
胸骨筋のCT画像所見のポイント(胸壁皮下に左右非対称に存在する破格筋) 更新日:2024年1月5日 公開日:2023年10月24日 CT検査胸部 胸骨筋(sternalis muscle) 胸骨の外側に沿って存在する破格筋(正常変異)。 胸骨下端、肋軟骨、腹直筋鞘を起始として、大胸筋筋膜・胸骨に停止する。 マンモグラフィーで腫瘤様に描出されることがあるので乳癌とし […] 続きを読む
Poland症候群のCT画像所見のポイント 公開日:2023年10月24日 CT検査胸部 Poland症候群(Poland’s syndrome)/ポーランド症候群 片側の胸壁筋の欠損あるいは低形成と、同側の合手症または短指症などの四肢の異常を特徴とする先天奇形。 胸郭、骨、乳房、腎臓の奇形を伴う […] 続きを読む
Langer腋窩弓のCT画像所見のポイント 公開日:2023年10月24日 CT検査乳腺胸部 Langer腋窩弓(Langer’s axillary arch) 広背筋or三角筋から起始し大胸筋に停止する筋束でCTで索状、膜状構造として捉えられることがある。 剖検例で0.25-7%程度に見られる正常変 […] 続きを読む
移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)の画像所見のポイント 公開日:2023年10月21日 CT検査その他 移植後リンパ増殖性疾患(PTLD:posttransplantion lymphoproliferative disorder) 臓器移植後や造血幹細胞移植後の合併症。 80%が免疫抑制状態でのEBウイルス感染(EBV関 […] 続きを読む
胸部CTで見られる背側にすりガラス影として認める重力効果とは? 公開日:2023年10月12日 CT検査胸部 胸部CTで見られる重力効果とは? 重力と深吸気不足によって胸部CTの肺野条件の両下葉背側の濃度上昇(わずかなすりガラス影)のこと。 肺が十分に拡張していないために認める。 生理的な肺胞の虚脱によると考えられている。 通常 […] 続きを読む
骨盤うっ血症候群のCT,MRI画像所見のポイント!卵巣静脈、骨盤静脈叢の拡張。 更新日:2023年8月24日 公開日:2023年8月23日 CT検査婦人科腹部 骨盤うっ血症候群(pelvic congestion syndrome) 卵巣静脈は径5〜10mm以上で拡張とされるが、径5mm以上に拡張している頻度は14%と報告されている。 無症候性の卵巣静脈拡張は日常臨床においてし […] 続きを読む
異型脂肪様腫瘍(ALT)、高分化脂肪肉腫(WDL)のMRI画像所見のポイント 更新日:2023年11月1日 公開日:2023年6月14日 CT検査MRI検査骨軟部 異型脂肪様腫瘍(ALT)、高分化脂肪肉腫(WDL) 脂肪性腫瘍のうち、良・悪性中間腫瘍(intermediate(locally aggressive))に異型脂肪様腫瘍(atypical lipomatous tumo […] 続きを読む
トルコ鞍内に骨棘を形成するsellar spineのCT画像所見のポイント 公開日:2023年6月14日 CT検査MRI検査頭部 sellar spine 鞍背正中よりトルコ鞍内に骨棘が突出する偶発的に発見される正常変異。 脊索の残骸の石灰化に由来すると考えられている。 頻度は5000〜8000例に1例程度。 通常無症状だが、内分泌疾患に関連する症 […] 続きを読む
後頭骨の正常変異である外後頭隆起のCT画像所見のポイント! 公開日:2023年6月14日 CT検査MRI検査頭部 外後頭隆起(EOP:external occipital protuberance)/後頭棘(occipital spur) 外後頭隆起は後頭骨正中の正常な隆起で、項靱帯が付着する。 ときにドアノブ状や角状に突出すること […] 続きを読む