外傷性骨盤骨折の分類(骨盤輪骨折、寛骨臼骨折)と画像診断のポイント! 公開日:2022年4月21日 CT検査整形外科 そもそも骨盤骨とは?骨盤輪とは? 骨盤骨は、腸骨・坐骨・恥骨・仙骨から構成される。 腸骨・坐骨・恥骨はまとめて寛骨と呼ばれる。 骨盤輪とは、腸骨・坐骨・恥骨・仙骨で囲まれた輪っかのこと。 外傷性骨盤骨折の分 […] 続きを読む
大動脈周囲(回旋)左腎静脈(circumaortic left renal vein)とは?CT画像所見は? 公開日:2022年4月5日 CT検査泌尿器 大動脈周囲(回旋)左腎静脈(circumaortic left renal vein) 胎生期に大動脈を取り囲む静脈輪が形成され、正常ではその腹側枝のみが遺残するが、背側枝も残ったもの。 背側枝は腹側枝よりも1-2椎体尾 […] 続きを読む
サイトメガロウイルス腸炎のCT画像所見 公開日:2022年2月11日 CT検査救急消化器 サイトメガロウイルス腸炎とは サイトメガロウイルスによる腸炎で、潰瘍性大腸炎や虚血性大腸炎などに合併することがある。 宿主の免疫低下による慢性感染や潜伏感染していたサイトメガロウイルスの再活性化が原因となる。 免疫低下の […] 続きを読む
頭部CTでびまん性に皮膚の肥厚を見た際に考えるべき疾患 公開日:2022年1月14日 CT検査頭部CT びまん性皮膚肥厚 頭部CTでびまん性に皮膚の肥厚を見た場合、 アトピー性皮膚炎 脂漏性皮膚炎 などを考える。 ※アトピー性皮膚炎の場合、耳介への叩打によって耳介血腫や慢性炎症により両側耳介の肥厚や石灰化を認めることがある […] 続きを読む
漿液、高蛋白、石灰化、脂肪、壊死、出血、線維成分のCT、MRI画像所見 公開日:2021年12月21日 CT検査MRI検査 つい、忘れてしまいがちな漿液、高蛋白、石灰化、脂肪、壊死、出血、線維成分がCTやMRIのT1WI、T2WIでどのような信号パターンを示すのかをまとめました。 CT MRI T1WI T2WI 漿液 low low hig […] 続きを読む
胚細胞腫瘍総論 公開日:2021年12月21日 CT検査MRI検査 胚細胞腫瘍の起源と母地となり得る場所 胚細胞腫瘍の起源は胎児期の始原生殖細胞で、この始原生殖細胞は卵黄嚢から生殖器原基として正中線上で対で移動する。 移動が不十分な場合に胚細胞腫瘍の母地となり得る。 胚細胞性腫瘍の発生部 […] 続きを読む
両側腋窩リンパ節が目立つ場合に考えるべき疾患 公開日:2021年12月21日 CT検査胸部 両側腋窩リンパ節が目立つ場合に考えるべき疾患 関節リウマチ(RA) アトピー性皮膚炎 を考える。まず悪性リンパ腫ではない。 胸腺内に小結節を多数認める場合 両側腋窩リンパ節が目立ち、かつ胸腺内に小結節を多数認める(thy […] 続きを読む
縦隔を走行する神経の種類とCT画像診断(神経原性腫瘍の診断に重要) 公開日:2021年12月16日 CT検査胸部 縦隔を走行する神経には、 末梢神経 交感・副交感神経系 があります。 これらは神経原性腫瘍の発生源となりえます。 どういった神経が縦隔のどこを走行するのかを実際のCT画像を用いてまとめました。 末梢神経 肋間神経 横隔神 […] 続きを読む
大脳半球の脳葉と脳回の解剖、位置をイラストでわかりやすく解説! 公開日:2021年12月12日 CT検査MRI検査頭部 大脳半球の脳葉と脳回の解剖 今回は脳葉と脳回の解剖についてみていきたいと思います。 こちらの動画を見ていただいた上で、解説を読まれるとより頭に入ると思われます。 まずこちらが大脳半球です。 大脳半球を側面か […] 続きを読む
前立腺癌のリンパ節転移の画像診断!所属リンパ節は? 公開日:2021年10月11日 CT検査MRI検査泌尿器 前立腺癌のリンパ節転移 所属リンパ節は閉鎖リンパ節、内腸骨リンパ節、外腸骨リンパ節。これらに転移があった場合、N1となる。 閉鎖リンパ節領域 内腸骨リンパ節領域 外腸骨リンパ節領域 他、遠隔転移(M1a)に相当する大腿上 […] 続きを読む