外傷性骨盤骨折の分類(骨盤輪骨折、寛骨臼骨折)とCT画像診断のポイント! 更新日:2024年1月24日 公開日:2022年4月21日 CT検査整形外科 そもそも骨盤骨とは?骨盤輪とは? 骨盤骨は、腸骨・坐骨・恥骨・仙骨から構成される。 腸骨・坐骨・恥骨はまとめて寛骨と呼ばれる。 骨盤輪とは、腸骨・坐骨・恥骨・仙骨で囲まれた輪っかのこと。 外傷性骨盤骨折の分 […] 続きを読む
大動脈周囲(回旋)左腎静脈(circumaortic left renal vein)とは?CT画像所見は? 公開日:2022年4月5日 CT検査泌尿器 大動脈周囲(回旋)左腎静脈(circumaortic left renal vein) 胎生期に大動脈を取り囲む静脈輪が形成され、正常ではその腹側枝のみが遺残するが、背側枝も残ったもの。 背側枝は腹側枝よりも1-2椎体尾 […] 続きを読む
踵骨骨折の画像診断のポイント、Essex-Lopresti分類、ベーラー(Böhler)角、Sanders分類とは? 更新日:2022年4月6日 公開日:2022年4月5日 整形外科 踵骨骨折 足根骨骨折で最も多く60%以上を占める。 ほとんどが高所から踵で着地するという受傷機転による高エネルギー外傷。 そのため他の部位の損傷を合併することが多く、脊椎骨折(10%)や反対側の踵骨骨折(10%)を認める […] 続きを読む
リスフラン関節脱臼骨折とは?画像所見、分類は? 公開日:2022年4月2日 整形外科 そもそもリスフラン関節とは? 中足骨と立方骨・楔状骨を繋ぐアーチ状の構造をした関節でリスフラン(Lisfranc)関節(足根中足関節)と呼ばれる。 関節自体が動くことはほとんどないが、着時など足に体重がかかかったときに衝 […] 続きを読む
脛骨遠位骨端線損傷の画像所見のポイントは?Tillaux骨折、triplane骨折とは? 公開日:2022年3月30日 整形外科 脛骨遠位骨端線損傷1)3) 10ー12歳の学童に多い(14-15歳で骨端線が閉じるため)。 足部を捻って着地することで生じ、荷重困難となり受診する。 体表状から骨端線損傷部を触知できることも多い。 単純X線で骨端線損傷を […] 続きを読む
第5中足骨基部骨折の分類と画像所見のポイント 公開日:2022年3月29日 整形外科 第5中足骨基部骨折 大まかに、粗面部の裂離骨折と近位骨幹端部骨折(Jones骨折)に分けられる。 前者の方が頻度は圧倒的に高い。 第5中足骨基部骨折-粗面部裂離骨折 下駄骨折、ハイヒール骨折、ダンサー骨折、pseudo […] 続きを読む
距骨骨折のレントゲン、CT画像所見のポイント、Hawkins分類 公開日:2022年3月28日 整形外科 距骨骨折1)-3) 足関節骨折の3-6%と比較的稀な骨折。 骨折線が距骨頚部に明瞭に認めるタイプと、レントゲンでわかりにくい剥離骨折となるタイプに分けられる。前者と後者の頻度はほぼ同様。 剥離骨折の好発部位は、距骨外側突 […] 続きを読む
脛骨天蓋骨折(pilon骨折)とは?果部骨折との違い、Rüedi分類 更新日:2022年3月26日 公開日:2022年3月25日 整形外科 脛骨天蓋骨折(pilon骨折)1)-3) 脛骨の長軸方向から足関節に向かう強い軸圧がかかることで発症する。 関節面に軸圧がかかることによって生じた関節内骨折であり、整復や内固定が困難。 脛骨天蓋骨折のほか、pilon骨折 […] 続きを読む
足の副骨である三角骨とは?三角骨障害とは? 更新日:2023年3月7日 公開日:2022年3月24日 整形外科 三角骨(os trigonum) 約10-13%の頻度で認められる副骨(過剰骨とも呼ばれる)。 副骨は胎生期の遺残、本来の骨と癒合できずに分離して骨化したもの。 足の副骨には三角骨以外に、外脛骨、os peroneum、 […] 続きを読む
足関節の三果骨折、二果骨折とは?どこの骨折? 公開日:2022年3月23日 整形外科 三果骨折、二果骨折とは? 足関節を形成する脛骨の内果・後果、腓骨の外果の3つすべてで骨折をきたしたものを三果骨折と呼ぶ。 うち2つの骨折の場合は、二果骨折で多くは内果、外果骨折。 単独骨折では外果が最多。 後果骨折の単独 […] 続きを読む