Magic angle effectとは? 更新日:2022年8月2日 公開日:2022年7月21日 MRI検査 Magic angle effect MRIにおけるアーチファクト。 静磁場から55°の角度を有する構造が高信号を示す。 T1WI、プロトン密度強調像、GRE sequence(T2*WIなど)などTEが短い撮像法で生じ […] 続きを読む
子宮留膿腫のCT,MRI画像所見のポイント! 更新日:2023年1月30日 公開日:2022年7月17日 婦人科 子宮留膿腫(Pyometra)とは? 子宮留膿腫は子宮頸管の狭窄や閉塞により、子宮腔内分泌物の排出障害をきたし、これに細菌感染が生じて、子宮内腔に膿が貯留した状態。 加齢に伴う感染防御能低下、寝たきりや認知障害などADL […] 続きを読む
Pott’s puffy tumor(前頭洞骨膜下膿瘍、帽状腱膜下膿瘍)とは? 公開日:2022年7月12日 CT検査MRI検査救急頭部 Pott’s puffy tumor(前頭洞骨膜下膿瘍、帽状腱膜下膿瘍) 外傷や副鼻腔炎の合併症として、前頭洞の骨膜下に膿瘍形成として認めるもの。 7-8歳以後で認める。 前頭部に圧痛を伴う。 前頭洞の骨欠損 […] 続きを読む
腱反射(tendon reflex)の略語 更新日:2022年7月5日 公開日:2022年7月4日 整形外科 整形外科などのカルテに記載されることがある腱反射の略語についてまとめました。 腱反射の略語 JJR= jaw jerk reflex(下顎反射) BTR=Biceps tendon reflex(上腕二頭筋腱反射) BR […] 続きを読む
肋軟骨の石灰化まとめ!第一肋軟骨の化骨/石灰化を腫瘍としないように注意。 公開日:2022年6月28日 胸部 肋軟骨の石灰化 早い人で思春期から20歳くらいから始まる。 CTによる検討では20−80歳の正常成人の88%で石灰化が認められると報告あり。 組織学的には石灰化(calcification)ではなく骨化(ossifica […] 続きを読む
脳幹網様体とは?MRI画像での場所、意識障害との関係は? 公開日:2022年6月15日 MRI検査頭部 脳幹網様体(brainstem reticular formation) 脳幹(中脳から延髄)の正中付近で、背側に存在する。(脳幹は主に線維束、神経核、網様体の3つに分けられる。) 発生学的に古い構造で、神経細胞が散在性 […] 続きを読む
脊椎急性硬膜外血腫で重要な硬膜上腔(epidural space)とは? 公開日:2022年5月17日 救急整形外科 硬膜上腔(epidural space) 頭蓋内では硬膜の内層、外層は頭蓋骨に密着しており、間隙は存在しない。 硬膜外層は頭蓋底レベルで外れるため、脊柱管内では内層(脊髄硬膜)と外層(椎体骨の骨膜)の間に間隙が存在し、こ […] 続きを読む
脊椎硬膜外血腫の好発部位、原因、CT/MRI画像所見 公開日:2022年5月17日 救急整形外科 脊椎硬膜外血腫 下部頚椎〜上位胸椎、下部胸椎〜上部腰椎レベルが好発部位。 原因が不明な特発性が40-50%と最多。 その他、凝固異常、変形性脊椎症、外傷、脊椎術後、硬膜外麻酔後、血管異常などが要因となる。 四肢への放散痛 […] 続きを読む
脊椎圧迫骨折の画像診断のポイント 公開日:2022年5月12日 整形外科 脊椎圧迫骨折 外傷、骨粗鬆症、椎体への腫瘍の浸潤などにより生じる。 急性期〜亜急性期には骨折部に一致した疼痛を生じる。 骨粗鬆症による圧迫骨折は高齢者に多く、特に閉経後の女性に多い。他ステロイドの使用、アルコール、喫煙な […] 続きを読む
脊髄損傷のCT,MRI画像診断のポイント 更新日:2022年7月2日 公開日:2022年5月8日 整形外科 脊髄損傷 脊髄損傷の好発部位は頚髄レベルで、神経学的にも頚髄損傷が最も問題となる。 中心部から両側性に挫傷を来す中心性脊髄損傷が最も多く、上肢に優位の運動麻痺や感覚障害を来す。 受傷直後には症状がなくても、時間が経過して […] 続きを読む