小腸型の感染性腸炎のCT画像所見のポイント! 更新日:2023年3月18日 公開日:2021年6月5日 CT検査消化器腹部 感染性腸炎の分類 感染性腸炎は以下のように分けられます。 なかでも最も頻度が高いのが、小腸型です。 小腸型の中でも頻度が高いのがウイルス型です。 小腸型の感染性腸炎の画像所見 小腸型の感染性腸炎の画像所見1)としては、 […] 続きを読む
肺内リンパ節のCT画像所見のポイント 更新日:2021年6月8日 公開日:2021年6月5日 CT検査胸部 肺内リンパ節(intrapulmonary lymph node)とは? CTで偶然見つかることが多い肺結節。肺内リンパ装置とも呼ばれる。 境界明瞭で辺縁平滑な円形・卵円形、多角形。 最大径は12mm未満が多い。5-15 […] 続きを読む
腹腔鏡下胆嚢摘出術時に重要な副肝管、異所性肝管とは?MRCPで診断。 公開日:2021年6月3日 MRI検査消化器腹部 左右の肝管が肝門部で合流する際に、複数の亜型があり、(広義の)副肝管と呼ばれます。 副肝管の一部には、腹腔鏡下胆嚢摘出術時に術前に把握しておかないと、手術により合併症を起こすものもあるため、注意が必要です。 今回は、副肝 […] 続きを読む
MRCPにおける胆汁の流れによるアーチファクト、総胆管結石との鑑別は? 更新日:2021年6月9日 公開日:2021年6月2日 MRI検査消化器 MRCPは、胆道を画像化し、総胆管結石などの診断に有用です。 しかし、総胆管には胆汁の流れによるアーチファクトが生じることがあり、総胆管結石との鑑別が問題となることがあります。 そこで今回はどのような所見ならばこのアーチ […] 続きを読む
膀胱結石の原因とCT画像診断 公開日:2021年5月29日 泌尿器 尿路の結石は大きく、腎結石、尿管結石、膀胱結石に分けられます。 このうち急性腹症を来すことがあるのは通常尿管結石ですね。 関連:尿管結石の症状、CT画像診断のポイントは? 今回は、膀胱結石(bladder calculu […] 続きを読む
腸間膜脂肪織濃度上昇(misty mesentery)とは?原因、鑑別は? 公開日:2021年5月7日 CT検査腹部 腹部CTで偶発的に見つかる腸間膜脂肪織濃度上昇があります。 腹痛などの腹部症状を伴っている場合は、腸間膜脂肪織炎の可能性がありますが、無症状の場合は有意ではない非特異的腸間膜脂肪織濃度上昇であることがあります。 腸間膜に […] 続きを読む
腹膜炎の原因(癌性、炎症性、その他) 更新日:2022年10月6日 公開日:2021年5月6日 CT検査腹部 腹膜炎の原因には 癌性腹膜炎 その他の腫瘍性病変 炎症による腹膜炎 がある。 癌性腹膜炎の原因 胃、大腸の癌の頻度が高いが、膵も原発となることがある。 女性であれば、卵巣癌や子宮体癌が原因となることがある。 漿液性癌の組 […] 続きを読む
空腸は正常でもCT画像であたかも壁肥厚に見えることがある。 公開日:2021年5月1日 CT検査腹部 空腸では異常はなくてもあたかも壁肥厚があるため注意が必要です。 通常空腸はほぼ常に虚脱しているため、収縮した壁は正常でも厚く見えるためです。 腸閉塞症例などでこの空腸を閉塞機転などと間違えないようにしましょう。 もし、空 […] 続きを読む
胃幽門部では筋層が発達しておりCT画像であたかも壁肥厚に見えることがある。 公開日:2021年4月25日 CT検査消化器 胃幽門部では筋層が発達しており、あたかも壁肥厚に見えることがあります。 筋層の肥厚があたかも粘膜下層の肥厚のように見えてしまうため注意が必要です。 具体的な症例を見てみましょう。 症例 80歳代女性 胃の幽門部にあたかも […] 続きを読む
尿管結石と静脈石のCT画像上でウインドウ幅/レベルを変更して鑑別する方法 公開日:2021年4月13日 救急泌尿器 尿管結石と静脈石の鑑別方法として、soft tissue rim sign,comet signが知られています、このサインなかなか分かりにくいのが現実です。 関連:尿管結石の症状、CT画像診断のポイントは? そこでウイ […] 続きを読む