距骨骨折のレントゲン、CT画像所見のポイント、Hawkins分類 公開日:2022年3月28日 整形外科 距骨骨折1)-3) 足関節骨折の3-6%と比較的稀な骨折。 骨折線が距骨頚部に明瞭に認めるタイプと、レントゲンでわかりにくい剥離骨折となるタイプに分けられる。前者と後者の頻度はほぼ同様。 剥離骨折の好発部位は、距骨外側突 […] 続きを読む
脛骨天蓋骨折(pilon骨折)とは?果部骨折との違い、Rüedi分類 更新日:2022年3月26日 公開日:2022年3月25日 整形外科 脛骨天蓋骨折(pilon骨折)1)-3) 脛骨の長軸方向から足関節に向かう強い軸圧がかかることで発症する。 関節面に軸圧がかかることによって生じた関節内骨折であり、整復や内固定が困難。 脛骨天蓋骨折のほか、pilon骨折 […] 続きを読む
足の副骨である三角骨とは?三角骨障害とは? 更新日:2023年3月7日 公開日:2022年3月24日 整形外科 三角骨(os trigonum) 約10-13%の頻度で認められる副骨(過剰骨とも呼ばれる)。 副骨は胎生期の遺残、本来の骨と癒合できずに分離して骨化したもの。 足の副骨には三角骨以外に、外脛骨、os peroneum、 […] 続きを読む
足関節の三果骨折、二果骨折とは?どこの骨折? 公開日:2022年3月23日 整形外科 三果骨折、二果骨折とは? 足関節を形成する脛骨の内果・後果、腓骨の外果の3つすべてで骨折をきたしたものを三果骨折と呼ぶ。 うち2つの骨折の場合は、二果骨折で多くは内果、外果骨折。 単独骨折では外果が最多。 後果骨折の単独 […] 続きを読む
外果骨折(腓骨遠位端骨折)と画像診断のポイント 公開日:2022年3月23日 整形外科 外果骨折(腓骨遠位端骨折) 足関節で最も多い骨折。 外果は腓骨前面に筋肉や皮下組織が少なく、皮下にすぐに骨を触れるため、骨折が起こりやすい。 単独骨折の場合は、斜骨折が多く、転位が少ない場合は側面像でしか骨折線を認めない […] 続きを読む
開放骨折とGustilo分類、初期対応 更新日:2022年3月23日 公開日:2022年3月22日 整形外科 開放骨折 交通事故(特に二輪)、転落外傷、労災(挟撃損傷など)などで開放骨折の可能性が高くなる。 脛骨骨幹部は、脛骨前面に筋肉や皮下組織が少ないため、開放骨折の最好発部位。 四肢開放骨折で、特に緊急を要するのは主要動脈損 […] 続きを読む
大腿骨遠位端骨折の画像所見と分類 更新日:2022年3月19日 公開日:2022年3月18日 整形外科 大腿骨遠位端骨折 大腿骨に起こる骨折の約6%を占める。 若年者の高エネルギー外傷によるものと、骨粗鬆症を伴った高齢者の低エネルギー外傷によるものの2峰性の分布がある。 高エネルギー外傷の場合は、自動車運転中のダッシュボー […] 続きを読む
PIP関節脱臼と画像診断のポイント 公開日:2022年3月17日 整形外科 PIP関節脱臼 手指で最も多い脱臼。DIP、MPなどの脱臼は稀。 PIP関節は指節関節の中で最大の可動域を有し、握力の85%を担う。 視診で明らかな転位を認めるため診断は容易。 レントゲンでは脱臼に伴う剥離骨折を評価する […] 続きを読む
小児の手指骨骨折の好発部位は基節骨基部骨折!成人との違いは? 更新日:2022年6月22日 公開日:2022年3月16日 整形外科 小児の手指骨骨折 小児の手指骨骨折は小学校高学年から増え、中学生頃では最も多い骨折となる。 中でも多いのが基節骨基部骨折。 基節骨基部骨折は、多くが小指で、たまに環指、中指で起こる。 骨折形態としてはSalter-Har […] 続きを読む
肘関節の骨の解剖図をシェーマを用いて解説! 更新日:2022年12月9日 公開日:2022年3月14日 整形外科 前面および後面の肘関節の解剖 まず肘関節を構成する骨は、 上腕骨 橈骨 尺骨 となります。 上腕骨で覚えておくべき解剖 上腕骨外側上顆(外顆) 上腕骨内側上顆(内顆) 上腕骨小頭 上腕骨滑車 となります。 橈骨で覚えてお […] 続きを読む