淡明細胞型腎細胞癌のCT、MRI画像診断 更新日:2022年6月21日 公開日:2014年2月4日 泌尿器 淡明細胞型腎細胞癌(Clear Cell Renal Cell Carcinoma) 最も多い腎細胞癌(成人腎癌の7割)。 肉眼的には鮮やかな黄色(サッカーのブラジルのような色!?) 組織学的にはグリコーゲンが豊富なので […] 続きを読む
Verga腔、透明中隔腔、脳室間腔の画像所見、鑑別点 更新日:2017年12月27日 公開日:2014年2月4日 頭部 Verga腔、透明中隔腔 透明中隔は脳梁上部で、両側側脳室を隔てる板状構造。 これが閉鎖せず嚢胞状に残存することがある。 Monro孔を越えて背側に広がる場合をVerga腔(cavum Vergae)、越えない場合を透明 […] 続きを読む
腎癌総論(腎癌取扱い規約(第4版)(2011年)、Fuhrman分類、免疫組織化学マーカー) 更新日:2018年10月16日 公開日:2014年2月4日 泌尿器 腎癌取扱い規約(第4版)(2011年発行)の主な改定点 WHO分類(2004)に準じた組織型分類:これが一番大きな改定 TNM分類(2009年版)採用した。 核異型度にFuhrman分類を併記した。 成長増殖様式に関する […] 続きを読む
痙攣後脳症(痙攣重積後脳症)・てんかん重積後のMRI画像診断 更新日:2023年3月27日 公開日:2014年1月31日 MRI検査頭部 痙攣後脳症(痙攣重積後脳症) 痙攣重積の原因:急性、慢性疾患を含み、てんかん(40%)、感染症、脳症、熱性痙攣、血管障害、外傷、腫瘍から特殊な症候群までさまざま。 原因の同定が治療方針決定に重要。 画像所見は多彩。 […] 続きを読む
低酸素脳症のCT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年3月3日 公開日:2014年1月31日 頭部 心肺停止の蘇生後にみられることが多い低酸素脳症の画像診断についてまとめました。 低酸素脳症(Brain Hypoxia) 低酸素により起こる脳症。 心肺停止の蘇生後にみられることが多い。 胎児、新生児の場合は仮死による低 […] 続きを読む
髄膜炎の画像診断(MRI、CT所見)まとめ 更新日:2023年3月25日 公開日:2014年1月31日 頭部 髄膜炎症のMRI画像所見(総論) 髄膜炎を診断する上で、おおまかには下記の所見に注目しましょう。 FLAIR像のくも膜下腔の高信号(FLAIR sulcal hyperintensity)。脳脊髄腋に異常がなくても起こり […] 続きを読む
耳介の石灰化、骨化の鑑別診断 更新日:2022年9月9日 公開日:2014年1月30日 耳鼻咽喉科骨軟部 耳介の石灰化、骨化の鑑別診断 凍傷 Addison病 副甲状腺機能亢進症 痛風 巨人症 CPPD結晶沈着症 アルカプトン尿症 皮膚筋炎 再発性多発性軟骨炎 機械的外傷(柔道、警察) 参考)再発性多発性軟骨炎の耳介の軟骨炎 […] 続きを読む
再発性多発性軟骨炎(RP)の画像診断、症状、基準 更新日:2022年9月9日 公開日:2014年1月29日 胸部頭部 再発性(反復性)多発性軟骨炎(RP:relapsing polychondritis) 軟骨や類似組織を系統的に侵す炎症性変性疾患。 好発部位は耳介(90%)、鼻(鞍鼻)、眼、関節、気道軟骨(50%)。 病態は不明である […] 続きを読む
慢性膨張型血腫(CEH:Chronic expanding hematoma)の画像所見 更新日:2021年12月21日 公開日:2014年1月29日 腹部 慢性膨張型血腫(CEH:chronic expanding hematoma)とは? 全身のあらゆる軟部組織に発生する慢性経過で増大する血腫。 1ヶ月以上の経過で増大する血腫であり、長期にわたり血腫が増大する機序は […] 続きを読む
腸アメーバ症の画像診断(赤痢アメーバ、アメーバ腸炎) 更新日:2018年5月2日 公開日:2014年1月29日 救急腹部 腸アメーバ症 ・赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica)による消化器症状を主体とする感染症。 ・発展途上国では多くの感染者が存在するが、先進国では男性同性愛者の性行為による感染例がみられる。 […] 続きを読む