脂肪腫(lipoma)のCT、MRI画像所見のポイント 更新日:2023年11月2日 公開日:2014年2月10日 骨軟部 脂肪腫(lipoma) 最も高頻度に遭遇する軟部腫瘍の1つ。 成熟した脂肪細胞。 皮下にも深部(筋間など)にも発生する。 表在性(皮下)脂肪性腫瘍の96%程度が脂肪腫。一方、ALT/WDLは深部に存在することが多い。 多 […] 続きを読む
肝RFA後のCT,MRI画像所見、合併症は? 更新日:2017年1月31日 公開日:2014年2月10日 腹部 RFAとは? ラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA) 穿刺電極の交流電流と組織インピーダンスによるジュール熱と誘導加温を利用し、生体蛋白を炭化することなく癌組織を凝固壊死する治療法。 […] 続きを読む
リンパ管腫のCT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月10日 小児骨軟部 リンパ管腫(lymphangioma(lymphatic malformation)) ・リンパ管腫は胎生期の未熟リンパ組織が中枢のリンパ管に接合できず、分画されて嚢腫状に発育したと考えられる血管奇形である […] 続きを読む
ガングリオンの画像診断 更新日:2015年4月8日 公開日:2014年2月10日 整形外科骨軟部 ガングリオン(ganglion) ・全年齢層に生じるが、特に10〜40歳の女性。 ・内部にゼリー状の液体を含む嚢胞性病変。 ・手や足の甲側など(特にMP関節)関節周囲の関節包、腱や靭帯、腱鞘などに接して生じることか […] 続きを読む
小葉間隔壁、気管支血管束、胸膜が肥厚する広義リンパ路病変の鑑別診断 更新日:2022年9月24日 公開日:2014年2月10日 胸部 広義リンパ路病変とは? CT所見では、広義間質(小葉間隔壁、気管支血管束、胸膜)の肥厚や広義間質に沿った結節病変が基本となる。 特に、結節病変が葉間胸膜に沿って存在する場合は胸膜に接しているか否かに注目。ただし、ランダム […] 続きを読む
Sjögren症候群(シェーグレン症候群)の気道・肺病変まとめ 更新日:2022年9月24日 公開日:2014年2月10日 胸部 Sjögren症候群(シェーグレン症候群)の気道・肺病変 気道病変 気管支壁肥厚、気管支拡張 濾胞性細気管支炎 リンパ増殖性疾患 リンパ球性間質性肺炎(LIP) diffuse lymphoid hyperplasia( […] 続きを読む
リンパ球性間質性肺炎(LIP)の画像診断は? 更新日:2022年9月24日 公開日:2014年2月10日 胸部 リンパ球性間質性肺炎(Iymphocyitc interstitiaI pneumonia:LIP) 肺胞の間質および気腔にリンパ球や形質細胞が浸潤する良性リンパ増殖性疾患である型。 多くはSjogren症候 […] 続きを読む
リンパ脈管筋腫症(LAM)のCT画像診断のポイント 更新日:2024年1月21日 公開日:2014年2月10日 胸部 リンパ脈管筋腫症(pulmonary lymphangioleiomyomatosis:LAM) 生殖可能年齢の女性に発症するまれな疾患。進行性全身性疾患。 2009年に肺リンパ脈管筋腫症からリンパ脈管筋腫症へ名称変更。 […] 続きを読む
Morton神経腫(Morton病)のMRI画像所見 更新日:2022年9月27日 公開日:2014年2月8日 MRI検査整形外科骨軟部 Morton神経腫(Morton’s neuroma) 中足骨間の神経の変性と神経周囲の線維性肥厚を来す疾患。 前足部の鋭い痛みや圧痛、しびれを来す。 絞扼性神経障害の一種で腫瘍ではない。 第3,4趾間>第2,3趾 […] 続きを読む
弾性線維腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月8日 骨軟部 弾性線維腫(elastofibroma) 沖縄県とフィンランドに多い腫瘍類似病変。 長期の機械的摩擦による反応性変化。 高齢女性に認められる。 肩甲骨下部に好発。>>>肘部、大転子周囲。 網目状に脂肪の […] 続きを読む