リンパ脈管筋腫症(LAM)のCT画像診断のポイント 更新日:2024年1月21日 公開日:2014年2月10日 胸部 リンパ脈管筋腫症(pulmonary lymphangioleiomyomatosis:LAM) 生殖可能年齢の女性に発症するまれな疾患。進行性全身性疾患。 2009年に肺リンパ脈管筋腫症からリンパ脈管筋腫症へ名称変更。 […] 続きを読む
Morton神経腫(Morton病)のMRI画像所見 更新日:2022年9月27日 公開日:2014年2月8日 MRI検査整形外科骨軟部 Morton神経腫(Morton’s neuroma) 中足骨間の神経の変性と神経周囲の線維性肥厚を来す疾患。 前足部の鋭い痛みや圧痛、しびれを来す。 絞扼性神経障害の一種で腫瘍ではない。 第3,4趾間>第2,3趾 […] 続きを読む
弾性線維腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月8日 骨軟部 弾性線維腫(elastofibroma) 沖縄県とフィンランドに多い腫瘍類似病変。 長期の機械的摩擦による反応性変化。 高齢女性に認められる。 肩甲骨下部に好発。>>>肘部、大転子周囲。 網目状に脂肪の […] 続きを読む
腎癌を診断する上で+αで知っておくべきこと 更新日:2015年3月11日 公開日:2014年2月7日 泌尿器 非定型的所見に注意する 患者: ・若年:Wilms腫瘍、転座腎癌 ・女性:嫌色素性癌、後腎性腺腫、粘液状管状紡錘形細胞癌など 画像: ・腎外性突出:後腎性腺腫、血管筋脂肪腫 ・腎盂から放射状:集合管癌、浸潤性腎盂癌 ・H […] 続きを読む
粘液管状紡錘細胞癌(Mucinous tubular and spindle cell carcinoma)の画像診断、画像所見 更新日:2014年11月19日 公開日:2014年2月7日 泌尿器 粘液管状紡錘細胞癌 ・中高年女性に好発。 ・粘液状間質、紡錘形ないし、管状配列を伴う腫瘍細胞。 ・一般にlow grade(ただし、例外あり) ・境界明瞭、造影効果に乏しい。肉眼の断面はチーズの滑面みたい。 ・紡錘型細胞 […] 続きを読む
Xp11.2/TFE3転座腎細胞癌の画像診断、画像所見 更新日:2014年11月19日 公開日:2014年2月7日 泌尿器 Xp11.2/TFE3転座腎細胞癌 ・小児、若年者に発生する腎癌の1/3を占めるとされ、見過ごされて来た可能性あり。 ・核はhigh grade、細胞質は淡明るい。構築は乳頭状、巣状。 ・組織は淡明細胞癌、乳頭状腎細胞癌 […] 続きを読む
遺伝性(成人家族性)腎腫瘍とは?Von Hippel-Lindau病、Birt-Hogg-Dube症候群、結節性硬化症 更新日:2022年12月22日 公開日:2014年2月7日 泌尿器 遺伝性(成人家族性)腎腫瘍の種類 遺伝性腎腫瘍の特徴 遺伝性腎癌:若年、両側、多発、サイズが小さい→腎部分切除や核出術を繰り返す。 結節性硬化症:AMLが若年、両側、多発、サイズが大きい、増大傾向がある、症状がでやすい→ […] 続きを読む
腎腫瘍の画像診断の進め方 更新日:2014年11月19日 公開日:2014年2月7日 泌尿器 そもそもなぜ腎腫瘍の鑑別が必要か? ・治療方針が異なるから。 ・手術(腎癌)なのか化学療法(悪性リンパ腫、転移)か。 ・腎摘除術(腎癌)なのか腎尿管全摘除術(腎盂癌)か。 ・治療薬の選択(化学療法、免疫療法、分子標的薬) […] 続きを読む
ドパミントランスポーターシンチ(ダットスキャン®)とは?画像診断は? 更新日:2023年2月15日 公開日:2014年2月7日 核医学 I123-loflupane(イオフルパン)(ダットスキャン®)とは? ドーパミントランスポーターとは? ドーパミントランスポーターとは、神経終末の細胞膜に存在する細胞膜型のトランスポーターであり、ドーパミンが多く伝わり […] 続きを読む
関節リウマチ(RA)における頸椎の変化(パンヌス形成、環軸椎亜脱臼) 更新日:2015年6月30日 公開日:2014年2月5日 整形外科 関節リウマチにおける頚椎の変化 ・確定されたRAでは 70~80%と高頻度になんらかの頚椎病変がある。 ・進行性、多発性、破壊性の特徴を有している。 ・しかし、頚椎に異常所見を認めても症状がない場合も多い。 続きを読む