神経鞘腫/神経線維腫のMRI画像診断のポイント 更新日:2023年11月2日 公開日:2013年11月20日 骨軟部 神経鞘腫(schwannoma) 高頻度に遭遇する軟部腫瘍の1つ。 神経の軸索を取り囲むSchwann細胞由来。 神経束に沿う。 時に多発。神経線維腫症2型(neurofibromatosis type2)など。 30〜 […] 続きを読む
軟部組織の血管腫/静脈奇形のCT,MRI画像診断のポイント 更新日:2023年11月3日 公開日:2013年11月20日 骨軟部 血管腫(hemangioma)/静脈奇形(venous malformation) 良性軟部腫瘍の7%を占める最も多い軟部腫瘍。 ただし、軟部腫瘍登録における「血管腫」の多くは、国際血管腫・血管奇形学会(ISSVA)や血 […] 続きを読む
軟部腫瘍の画像診断と鑑別診断 更新日:2022年12月8日 公開日:2013年11月20日 骨軟部 軟部腫瘍の画像診断の要点と進め方 圧倒的多数は良性。悪性腫瘍はその1/100 !! なので、不要な検査や手術をしないために良性を正確に良性と診断することが大事。 多くは非特異的。 特徴的所見と部位により質的診断ができるも […] 続きを読む
T2WIで低信号を呈しうる卵巣腫瘍の鑑別診断、ステンドグラスパターン 更新日:2021年2月8日 公開日:2013年11月20日 婦人科 T2WIで低信号を呈しうる卵巣腫瘍 線維腫(Fibroma) 線維莢膜細胞腫(Fibrothecoma) Brenner腫瘍(充実部優位、遅延性の淡い増強効果、ホルモン産生や石灰化を呈するものあり) 腺線維腫/嚢胞腺線維 […] 続きを読む
頭部MRIの信号パターンと鑑別診断(T1WIで高信号/T2WIで低信号) 更新日:2023年4月9日 公開日:2013年11月20日 頭部 T1強調像で高信号を見たら… 脂肪(脂肪腫、奇形腫、類皮腫など) 亜急性期血腫(メトヘモグロビン、血栓や海綿状血管腫など) 高タンパク物質(Rathke嚢胞やその他の嚢胞成分など) 蛋白崩壊物質?(亜急性期脳梗塞) 下垂 […] 続きを読む
胃癌の肉眼分類、胃透視における早期胃癌(表在癌)の病期分類 更新日:2016年12月5日 公開日:2013年11月19日 腹部 胃癌 ・分類には肉眼型分類による形態の分類と進達度の分類があり、癌の浸潤の程度によって早期胃癌と進行胃癌に分けられる。 ・0-5型の分類はBorrmann分類を参考に日本胃癌学会が作成。 ・早期胃癌はその進達度により定義 […] 続きを読む
造影CT(ヨード造影剤)検査後の即時性副作用、遅発性副作用と患者への指導 更新日:2014年9月8日 公開日:2013年11月19日 造影剤 造影CT(ヨード造影剤)検査後の患者への指導 ・検査後は十分に水分を摂取して、しばらく(1-2時間)休憩する。 ・造影剤投与開始より1時間〜数日後にも遅発性副作用の発現の可能性がある。 ・副作用と思われる症状があらわれた […] 続きを読む
卵巣癌治療前CT/MRIレポートで記載すべき点のまとめ 更新日:2017年9月27日 公開日:2013年11月18日 婦人科 卵巣癌治療前CT/MRIレポートで記載すべき点のまとめ 腫瘍の大きさ、形状、片側か両側か。悪性を示唆する所見があるか。 子宮内膜肥厚の有無。 膀胱や直腸、骨盤壁浸潤の有無。 骨盤内および腹腔内の腹水の有無と量。 骨盤 […] 続きを読む
卵巣腫瘍の画像診断の役割と進展経路 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年11月18日 婦人科 卵巣腫瘍における画像診断 良性→腹腔鏡手術、経過観察 悪性→開腹手術 と治療方針が異なる。 ※但し、進行例では化学療法後に開腹手術 進行例とは、 仙骨前面の後腹膜浸潤 骨盤壁、腹壁浸潤 腎門部より頭側のリンパ節腫大 […] 続きを読む
MRI造影剤(ガドリニウム(Gd))を腎機能障害のある患者に使う場合の注意点! 更新日:2016年1月3日 公開日:2013年11月18日 造影剤 MRI造影剤(ガドリニウム(Gd))を腎機能障害のある患者に使う場合(禁忌、原則禁忌、慎重投与) 重篤な腎障害のある患者でMRI造影剤(ガドリニウム(Gd))を使用すると腎性全身性線維症(nephrogenic syst […] 続きを読む