造影CT(ヨード造影剤)検査後の患者への指導

・検査後は十分に水分を摂取して、しばらく(1-2時間)休憩する。

・造影剤投与開始より1時間〜数日後にも遅発性副作用の発現の可能性がある。

・副作用と思われる症状があらわれた場合には、速やかに主治医、担当医、看護師などに連絡する。

遅発性副作用

・遅発性副作用の発現率は0.4-22.8%と報告によりばらつきあり。

▶症状

造影剤注入側の腕の痛み

発疹、発赤、掻痒、蕁麻疹

悪心・嘔吐

発熱、倦怠感、動悸、めまい、咳嗽、頭痛など。

▶危険因子

・遅発性副作用の既往。

・インターロイキン2での治療。

・ダイマー型非イオン性造影剤の使用。

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