「CT検査」の記事一覧
距骨滑車の骨軟骨損傷(OCD/OCL)の画像所見のポイント
先に結論:距骨滑車の骨軟骨損傷 距骨滑車の骨軟骨損傷は足関節の捻挫などで距骨の関節面の軟骨と軟骨下骨が傷つくもので、捻挫後に長引く痛み・腫れ・引っかかりの原因になります X線では初期に見えにくく、MRIで骨髄浮腫・軟骨下 […]
上腓骨支帯損傷による腓骨筋腱脱臼のMRI画像所見のポイント
先に結論:上腓骨筋支帯損傷と腓骨筋腱脱臼 上腓骨筋支帯損傷は足関節捻挫などで外果の後ろの支帯が剥がれ・裂けて、腓骨筋腱が外果の前に外れる(脱臼する)けがで、捻挫の後に続く外側の痛み・不安定感の原因になります X線では外果 […]
脊髄におけるscalpel sign(メスサイン)と鑑別疾患、arachnoid webとは?
先に結論:脊髄のscalpel sign(arachnoid web) scalpel signはMRI矢状断で、胸髄の背側のくも膜下腔がメスの刃のような形に広がり、脊髄が前に押される所見です 代表的な原因はarachn […]
Huntington病のMRI画像所見のポイント
先に結論:Huntington病 Huntington病はCAGリピートの伸長による常染色体顕性(優性)遺伝の神経変性疾患で、舞踏運動・認知機能障害・精神症状が特徴です MRI・CTでは尾状核(特に頭部)の萎縮により側脳 […]
松果体実質腫瘍のCT、MRI画像所見
先に結論:松果体実質腫瘍 松果体実質腫瘍は松果体細胞から生じる腫瘍で、松果体細胞腫(成人・ゆっくり・予後良好)、松果体芽腫(小児に多い・悪性度が高く髄膜播種しやすい)、その中間の腫瘍があります 画像では松果体の石灰化が腫 […]
可逆性脳萎縮を起こしうる病態|バルプロ酸(デパケン)・ステロイドなど
先に結論:可逆性の脳萎縮 脳萎縮は元に戻らないと思われがちですが、バルプロ酸・ステロイド/ACTH療法・Cushing症候群・神経性やせ症・アルコールなどでは、原因を取り除くと回復することがあります 抗NMDA受容体脳炎 […]
メトトレキサート(MTX)脳症のMRI画像診断|急性型(stroke-like)と慢性白質脳症
メトトレキサート(MTX)脳症とは何か。MTXの作用と白質脳症の機序・危険因子(大量投与・髄腔内投与・放射線併用)、急性型(卒中様症候群)のDWI高信号・ADC低下と速やかな改善、慢性型の白質病変、PRES・PMLやMTX関連リンパ増殖性疾患との関係を解説します。
5-FU脳症のCT、MRI画像所見
先に結論:5-FU脳症 5-FU脳症は5-FUやその仲間の抗がん剤(テガフール・カルモフール・カペシタビンなど)で起こる白質脳症で、投与後数日〜数週に意識障害・構音障害・ふらつきで発症します MRIでは脳梁・大脳深部白質 […]
恥骨と坐骨の境界(坐骨恥骨軟骨結合)とは?恥骨下枝・坐骨枝のレントゲン画像と正常変異
恥骨と坐骨の境界である坐骨恥骨軟骨結合とは何か。恥骨下枝と坐骨枝が軟骨でつながる小児期の正常像と骨性癒合の時期、レントゲンで腫瘤や骨折と誤診しやすい膨隆と左右差、痛みを伴うvan Neck病や疲労骨折との違いを症例画像で解説します。