腎血管性高血圧の原因と狭窄部位、線維筋性異形成 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年3月4日 泌尿器 腎血管性高血圧の原因と狭窄部位(FMD:fibromuscular dysplasia) ・腎動脈狭窄によりレニン分泌が亢進することにより、アンジオテンシンⅠ→アンジオテンシンⅡ→二次性高血圧の原因となる。 続きを読む
膀胱瘤(膀胱脱)のMRI画像診断 公開日:2015年2月25日 婦人科泌尿器 膀胱瘤(膀胱脱):cystocele ・膀胱底部が、膣の壁を圧迫し、膀胱の一部または大部分が膣内に脱出し、膣口から体外に現れた状態のこと。 ・直腸脱や子宮脱を合併することが多い。 ・POP(pelvic organ pr […] 続きを読む
骨盤底機能低下、骨盤臓器脱とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2016年11月11日 公開日:2015年2月25日 婦人科泌尿器 骨盤底機能低下、骨盤臓器脱 高齢女性や多産婦に多い。 加齢(閉経により、骨盤底筋の張力を保つエストロゲン低下)や経腟分娩により、肛門挙筋をはじめとした骨盤底筋が下垂、肛門挙筋裂孔が開大するため。 症状としては、骨盤部痛 […] 続きを読む
腎動静脈奇形・瘻の画像診断、症状、分類、治療 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年2月10日 救急泌尿器 腎動静脈奇形(Renal Arteriovenous Malformation and Fistula) 稀な疾患であるが、肉眼的血尿を示す。 特に若い患者に血塊を伴う大量血尿を認めた場合は本疾患を鑑別に挙げる。 先天性 […] 続きを読む
骨髄脂肪腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2017年5月10日 公開日:2015年1月5日 泌尿器 骨髄脂肪腫(myelolipoma、副腎) 骨髄に類似した脂肪組織と造血組織からなる稀な良性腫瘍。非機能性。 多くは偶然発見され、片側の副腎に発生。 後腹膜などに発生することもある。 50-60歳代に多い。 性差はなし。 […] 続きを読む
腎の高さの異常の種類は?CT画像の特徴は? 更新日:2022年10月12日 公開日:2014年11月28日 泌尿器 腎の高さの異常(腎の位置異常、腎奇形、longitudinal ectopic kidney 腎の高さの位置異常は、上下の位置異常、交叉性変位腎、融合腎の3つに大きく分かれる。 最も多い位置異常は馬蹄腎、続いて骨盤腎。 […] 続きを読む
神経因性膀胱のCT画像診断、膀胱造影所見(Neurogenic bladder) 更新日:2024年2月21日 公開日:2014年11月19日 整形外科泌尿器 神経因性膀胱 排尿は主に中枢神経の3部位により支配される。 ①脳幹部にある橋の排尿中枢(協調) ②S2-4にある排尿中枢(反射) ③大脳皮質(抑制) 排尿障害のBors-Comarr分類では、S2-4より上位(橋と仙骨排 […] 続きを読む
輸精管の石灰化のCT画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月10日 泌尿器 輸精管の石灰化 加齢による変性によっても生じるが、糖尿病の患者で出現頻度がより高い(輸精管に石灰化を認めた場合90%以上に糖尿病が存在するという報告もある)。 小骨盤腔で正中部から外方に向かって蛇行する左右対称 […] 続きを読む
サンゴ状結石とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年9月19日 公開日:2014年9月15日 泌尿器 サンゴ(珊瑚)状結石(staghorn calculus、珊瑚状結石、尿路結石) 尿路結石のうち、結石が腎盂と腎杯を鋳型として、腎盂腎杯に沿った部位を占めるもの。 ストルバイト結石(=リン酸マグネシウム・アンモニウム(M […] 続きを読む
前立腺肥大症のMRI画像診断のポイントは?症状、検査、治療は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年8月27日 泌尿器 前立腺肥大症(BPH:benign prostatic hyperplasia/hypertrophy) 前立腺は、50歳くらいから次第に大きくなり、内部の尿道を圧迫し、様々な排尿障害症状をきたす。 前立腺肥大とは、前立 […] 続きを読む