尿道憩室(Urethral diverticulum)

  • 先天性と後天性あり。多くは後天性。
  • 後天性の場合ほとんどは女性。
  • 尿道周囲のBartholin腺に生じた感染や損傷により生じると考えられている。
  • 女性の数%に生じるとされる。
  • 留置カテーテルの長期間使用による尿道感染や損傷後、術後などに生じる。
  • 症状は、血尿、排尿時不快感、排尿困難、頻尿。
  • 合併症としては、感染、結石、腫瘍
  • 尿道周囲膿瘍が尿道と交通して憩室を形成することあり。
  • 悪性腫瘍はまれだが、腺癌>>移行上皮癌、扁平上皮癌。

尿道憩室の画像診断

  • 尿道憩室はT1WIで拡張した尿道内に、低〜中等度、T2WIで高信号として認められる。
  • 多くの症例で、T2WIで中心部の点状の低信号、リング状の低信号を認めることがあり、本疾患に特徴的。
症例 50歳代 女性

urethradiverticulum

膀胱と連続性を有する拡張した嚢胞性病変あり。尿道憩室を疑う所見。

症例 40 歳代の女性。

Urethral diverticulum2014年放射線科診断専門医試験問題52より引用。

恥骨背側に嚢胞性病変あり。尿道憩室を疑う所見。

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