足首(足関節)の捻挫で最も重要な外側靭帯は?前距腓靱帯とは?MRI画像診断のポイント 更新日:2023年2月22日 公開日:2016年6月15日 MRI検査整形外科 足の捻挫は8-9割が主に内反(足の裏が内側に向く方向(内返し強制))で起こります。 内くるぶしと外くるぶしを触ってみれば外くるぶしの方が下にありますよね。 これがその原因です。 つまり、足関節の捻挫では外側の靭帯が引っ張 […] 続きを読む
舟状月状骨解離とは?画像診断の基準は? 公開日:2016年5月18日 整形外科 舟状月状骨解離(scapholunate dissociation)とは? ・文字どおり、舟状骨と月状骨が解離する状態。靭帯損傷や骨折により手根骨の配列異常をきたし、症状をきたすもの(手根不安定症(carpal inst […] 続きを読む
眼窩吹き抜け骨折の症状、画像診断、手術適応まとめ! 更新日:2023年5月19日 公開日:2016年4月1日 整形外科 顔面が前方からの拳や硬球などのボールなどにより外傷を受けると、特に眼球周囲の場合、眼窩という眼球や筋肉などの軟部組織が入った空間の圧力が上昇し、 眼窩吹き抜け骨折 を生じることがあります。 骨が折れて、眼球が下に落ち込ん […] 続きを読む
円板状半月板とは?症状は?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2022年8月25日 公開日:2016年1月7日 整形外科 円板状半月板(discoid meniscus)とは? 半月板が厚く幅広い円板の形をしたもの。胎生期に中央部が吸収されずに遺残することによる。 東洋人に多い。 頻度は3-7%の人に見られる。 ほとんどは外側半月板で生じや […] 続きを読む
脊髄星細胞腫の画像診断 更新日:2016年8月18日 公開日:2015年8月16日 整形外科頭部 脊髄星細胞腫(astrocytoma) ・髄内腫瘍では上衣腫に次いで多い。 参考記事)髄内腫瘍の鑑別診断 ・好発年齢は20-30歳。 ・頸髄〜胸髄に多い。 ・WHO gradeⅠ〜Ⅱ。小児では低悪性度が多い。 ・腫瘍の存 […] 続きを読む
環軸椎亜脱臼の原因は?基準は? 更新日:2018年2月6日 公開日:2015年8月16日 整形外科 環軸椎亜脱臼の原因は? 関節リウマチ(25%に見られる) Down症候群 軟骨形成不全症 骨形成不全症 ムコ多糖類症 Ehlers-Danlos症候群 乾癬性関節炎 Reiter症候群 強直性脊椎炎 化膿性関節炎 透析 […] 続きを読む
ChiariⅡ奇形とは?(脊髄髄膜瘤、脊髄空洞症) 更新日:2017年8月24日 公開日:2015年8月16日 整形外科頭部 ChiariⅡ奇形 Arnold-Chiari奇形とも呼ばれる。 頭蓋から脊椎の尾骨端までを複雑に侵す先天奇形。 神経管閉鎖障害と脊椎の破裂により、髄液が流出し、脳室系の拡張障害の結果、後頭蓋窩の容積減少が起こることに […] 続きを読む
ハイドロキシアパタイト結晶沈着症とは?部位は? 更新日:2022年8月3日 公開日:2015年8月14日 整形外科 ハイドロキシアパタイト結晶沈着症(HADD:hydroxyapatite crystal deposition disease) 結晶沈着症の一つ。他には、CPPD沈着症、尿酸ナトリウム塩沈着(痛風)が挙げられる。 関 […] 続きを読む
骨形成不全症とは?画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月3日 小児整形外科 骨形成不全症 ・コラーゲン形成不全を原因とする。 ・先天性と遅発性に分けられる。 ・最重症型は多発性の子宮内骨折をきたす。 ・先天性は生下時多発骨折、死産、早期死亡を起こす。 ・先天性は骨は太く短い、遅発性は骨が細い。 […] 続きを読む
脊髄血管芽腫のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月3日 整形外科頭部 脊髄血管芽腫(hemangioblastoma) ・全髄内腫瘍の3%程度。 ・境界明瞭で血管に富む腫瘍。 ・WHO grade1に分類される良性腫瘍。 ・発症年齢は30歳前後。 ・主訴は感覚障害、運動障害など。無症状のこ […] 続きを読む