骨髄炎のMRI画像診断 公開日:2014年9月22日 救急整形外科 骨髄炎 病期分類 ・病期1期:骨髄内の炎症。局所の痛み・圧痛・発熱を伴う。 ・病期2期:骨髄の中に膿が貯まる。炎症は骨膜下まで及ぶ。 ・病期3期:炎症が周囲軟部組織まで及ぶ。 ・慢性骨髄炎とは半年以上持続する […] 続きを読む
アキレス腱炎・付着部炎・周囲炎の画像診断(Achilles tendinitis,insertion tendinopathy) 更新日:2022年3月15日 公開日:2014年9月10日 整形外科 アキレス腱炎、アキレス腱付着部炎、アキレス腱周囲炎 急性型と慢性型がある。 急性型では、ランニングや強い負荷により起こる。 自発痛、運動時痛、圧痛を主訴とする。 急性の過度のストレスでは断裂に至ることあり。 慢性的な経過 […] 続きを読む
膝蓋骨骨折とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年6月27日 公開日:2014年9月10日 整形外科 膝蓋骨骨折(Patellar fracture) 膝関節周辺骨折の中で最も頻度が高い。全骨折の1%。 横骨折と縦骨折、粉砕骨折に大別される。 介達外力では横骨折、直達外力では粉砕骨折が多い。 縦骨折が12-17%、横骨折 […] 続きを読む
Osgood-Schlatter病の画像診断のポイント!irregular tibial tuberosityとの違いは? 更新日:2023年3月2日 公開日:2014年7月29日 整形外科 Osgood-Schlatter病(オスグッドシュラッター病)とは? 10〜14歳の主に男児の発育期のスポーツ障害の代表的疾患。 脛骨粗面に痛みや圧痛を有し、局所の腫脹を伴う。 膝の屈伸運動で最も重要な働きをなす大腿四頭 […] 続きを読む
脊椎血管腫のCT,MRI画像診断(vertebral hemangioma) 更新日:2023年6月14日 公開日:2014年7月25日 整形外科 脊椎血管腫(vertebral hemangioma) 頻度の高い病態であり、真の腫瘍ではなく、過誤腫または静脈うっ滞による静脈奇形と考えられる。 胸椎>腰椎に多い。他、同様の病態は頸椎や頭蓋骨、下顎骨にも認められる。 […] 続きを読む
腰椎椎間板ヘルニアと圧排する神経根の関係(坐骨神経痛、番号、何番目) 更新日:2014年8月17日 公開日:2014年7月20日 整形外科 椎間板ヘルニアによる神経根の圧迫 L4/5の場合 ・L5→S1→S2→S3・・・の順に圧迫されていく。 ・L5のみの症状はありえるが、L5なく、S1のみの症状はあり得ない。 動画で学ぶ腰椎椎間板ヘルニアと圧排する神経根の […] 続きを読む
神経根嚢胞(=perineural cyst,Tarlov cyst,仙骨嚢腫)のMRI画像診断 更新日:2017年4月6日 公開日:2014年7月18日 整形外科 神経根嚢胞(=perineural cyst,Tarlov cyst,仙骨嚢腫) Tarlov cyst, sacral perineural cyst, sacral extradural cyst, occult i […] 続きを読む
骨化性筋炎とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2024年8月26日 公開日:2014年7月9日 整形外科 骨化性筋炎(myositis ossificans) 非炎症性軟部腫瘤であり、外傷に伴うことが多い。 筋肉内もしくは軟部組織内に異所性の骨化を伴う腫瘤が起こる。 症状は、腫瘤触知、疼痛、腫脹。 外傷後に起こるものと、外傷 […] 続きを読む
腰椎分離症、辷り症とは?CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年3月15日 公開日:2014年6月25日 整形外科 脊椎分離症(spondylolysis)とは? 分離症は、関節突起間部の欠損あるいは骨折線として認める。 頻度は5%。男性に多い。 10-20歳で発症する。スポーツを行なっている小学校高学年以上に多い。 主訴は無症候性が […] 続きを読む
脛骨高原骨折(脛骨プラトー骨折)の画像診断と分類 更新日:2022年3月19日 公開日:2014年6月12日 救急整形外科 脛骨高原骨折(脛骨近位部骨折、脛骨プラトー骨折) 脛骨の関節面を高原に例えて高原骨折という。高原は英語でplateau(プラトー)なので、プラトー骨折と呼ばれることもある。 脛骨の垂直方向の圧縮荷重と内反または外反が組み […] 続きを読む