骨形成不全症とは?画像診断の特徴は? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月3日 小児整形外科 骨形成不全症 ・コラーゲン形成不全を原因とする。 ・先天性と遅発性に分けられる。 ・最重症型は多発性の子宮内骨折をきたす。 ・先天性は生下時多発骨折、死産、早期死亡を起こす。 ・先天性は骨は太く短い、遅発性は骨が細い。 […] 続きを読む
脊髄血管芽腫のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年8月3日 整形外科頭部 脊髄血管芽腫(hemangioblastoma) ・全髄内腫瘍の3%程度。 ・境界明瞭で血管に富む腫瘍。 ・WHO grade1に分類される良性腫瘍。 ・発症年齢は30歳前後。 ・主訴は感覚障害、運動障害など。無症状のこ […] 続きを読む
強直性脊椎骨増殖症(=DISH)とは?診断基準は? 更新日:2018年5月23日 公開日:2015年7月28日 整形外科 強直性脊椎骨増殖症(ankylosing skeletal hyperostosis) 強直性脊椎骨増殖症(ankylosing skeletal hyperostosis) =びまん性特発性骨肥厚症(diffus […] 続きを読む
よちよち歩き骨折の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年7月22日 小児整形外科 よちよち歩き骨折(Toddler‘s fracture) ・歩行を開始して間もない1-2(3)歳に起こる。調和の取れた歩行ができないことが原因。 ・明確な病歴がないのに急に歩行障害をきたす。 ・脛骨の遠位骨端部に尾側、内 […] 続きを読む
骨端線損傷で重要なSalter-Harris分類とは?画像診断のポイントは? 更新日:2022年3月30日 公開日:2015年7月10日 救急整形外科 骨端線損傷は骨端線閉鎖前の小児に起こる特徴的な骨折。 骨端線領域は成長軟骨で形成されており、非常に脆弱。 このため外力によって骨端線に強い負荷がかかり離開する。 Salter-Harris分類とは? 骨端線の障害による骨 […] 続きを読む
Hangman骨折(軸椎関節突起間骨折)の画像診断のポイント 更新日:2022年5月10日 公開日:2015年7月10日 救急整形外科 Hangman骨折(ハングマン骨折) 軸椎関節突起間部骨折、外傷性すべりとも言われる。 絞首刑された人という意味(なので厳密にはhanged man)で、絞首刑されると同部位に骨折を生じる。 C2の両側の上下関節突起間 […] 続きを読む
SAPHO症候群とは?画像診断のポイントは? 更新日:2023年5月12日 公開日:2015年7月9日 整形外科骨軟部 SAPHO症候群(synovitis-acne-pustulosis-hyperostosis-osteitis syndrome) 痤瘡(ニキビ)あるいは手・足の掌蹠嚢疱症などの皮膚疾患に合併する頻度が高い骨関節病変( […] 続きを読む
骨斑紋症の画像診断 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年6月30日 整形外科骨軟部 骨斑紋症(osteopoikilosis) ・小さな骨島(海綿骨内の皮質骨)が、骨幹端、骨端優位に多発する疾患。 ・しばしば常染色体優性遺伝。 ・無症状のことが多い。 ・25%に皮膚症状を合併する。(ケロイドや強皮 […] 続きを読む
脂肪脊髄(髄膜)瘤の画像診断 公開日:2015年6月19日 小児整形外科 脂肪脊髄(髄膜)瘤(lipomyelocele,meningocele) ・脊髄脂肪腫は正常例にみられる硬膜外脂肪腫とは異なり、脊髄奇形と合併する。 脂肪脊髄(髄膜)瘤(lipomyelocele,meningocele […] 続きを読む
強直性脊椎炎とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2015年6月16日 整形外科 強直性脊椎炎(AS:ankylosing spondylitis) ・脊椎、体幹に近い関節(仙腸関節や股関節)に起こる多発性関節強直。 ・仙腸関節に好発する(最初に侵される関節)。メインは仙腸関節と脊椎。 ・20歳代の男 […] 続きを読む