舟状骨骨折とは?好発部位、CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年3月11日 公開日:2014年12月1日 整形外科 舟状骨骨折(scaphoid fracture) 手を着いて転倒し、手関節を背屈して生じる骨折。 手根骨の骨折および脱臼で最多。 中央1/3(中央のくびれた部位)で骨折することが多い(7割)。 合併症としては骨片の癒合が […] 続きを読む
神経因性膀胱のCT画像診断、膀胱造影所見(Neurogenic bladder) 更新日:2024年2月21日 公開日:2014年11月19日 整形外科泌尿器 神経因性膀胱 排尿は主に中枢神経の3部位により支配される。 ①脳幹部にある橋の排尿中枢(協調) ②S2-4にある排尿中枢(反射) ③大脳皮質(抑制) 排尿障害のBors-Comarr分類では、S2-4より上位(橋と仙骨排 […] 続きを読む
腰椎MRIの正常解剖をオンラインで無料で見られるツール 更新日:2016年12月13日 公開日:2014年11月14日 整形外科 腰椎MRI正常解剖ツール 先日より、腰椎MRI画像ツールを公開しています。横断像と矢状断像の2方向あります。クルクルしながら学べます。 【ツール】 横断像:http://medicalimagecafe.com/tool […] 続きを読む
herniation pit(大腿骨頸部ヘルニア窩)とは?CT画像診断は? 更新日:2023年3月1日 公開日:2014年10月13日 整形外科 herniation pitとは? 大腿骨頚部前面の上外側にみられる類円形の骨皮質下透亮像で、両側性あるいは片側性に見られる。 サイズは通常1cm未満で、増大することはまれ。 比較的高齢者にみられることが多い。成人 […] 続きを読む
骨髄炎のMRI画像診断 公開日:2014年9月22日 救急整形外科 骨髄炎 病期分類 ・病期1期:骨髄内の炎症。局所の痛み・圧痛・発熱を伴う。 ・病期2期:骨髄の中に膿が貯まる。炎症は骨膜下まで及ぶ。 ・病期3期:炎症が周囲軟部組織まで及ぶ。 ・慢性骨髄炎とは半年以上持続する […] 続きを読む
アキレス腱炎・付着部炎・周囲炎の画像診断(Achilles tendinitis,insertion tendinopathy) 更新日:2022年3月15日 公開日:2014年9月10日 整形外科 アキレス腱炎、アキレス腱付着部炎、アキレス腱周囲炎 急性型と慢性型がある。 急性型では、ランニングや強い負荷により起こる。 自発痛、運動時痛、圧痛を主訴とする。 急性の過度のストレスでは断裂に至ることあり。 慢性的な経過 […] 続きを読む
膝蓋骨骨折とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2022年6月27日 公開日:2014年9月10日 整形外科 膝蓋骨骨折(Patellar fracture) 膝関節周辺骨折の中で最も頻度が高い。全骨折の1%。 横骨折と縦骨折、粉砕骨折に大別される。 介達外力では横骨折、直達外力では粉砕骨折が多い。 縦骨折が12-17%、横骨折 […] 続きを読む
Osgood-Schlatter病の画像診断のポイント!irregular tibial tuberosityとの違いは? 更新日:2023年3月2日 公開日:2014年7月29日 整形外科 Osgood-Schlatter病(オスグッドシュラッター病)とは? 10〜14歳の主に男児の発育期のスポーツ障害の代表的疾患。 脛骨粗面に痛みや圧痛を有し、局所の腫脹を伴う。 膝の屈伸運動で最も重要な働きをなす大腿四頭 […] 続きを読む
脊椎血管腫のCT,MRI画像診断(vertebral hemangioma) 更新日:2023年6月14日 公開日:2014年7月25日 整形外科 脊椎血管腫(vertebral hemangioma) 頻度の高い病態であり、真の腫瘍ではなく、過誤腫または静脈うっ滞による静脈奇形と考えられる。 胸椎>腰椎に多い。他、同様の病態は頸椎や頭蓋骨、下顎骨にも認められる。 […] 続きを読む
腰椎椎間板ヘルニアと圧排する神経根の関係(坐骨神経痛、番号、何番目) 更新日:2014年8月17日 公開日:2014年7月20日 整形外科 椎間板ヘルニアによる神経根の圧迫 L4/5の場合 ・L5→S1→S2→S3・・・の順に圧迫されていく。 ・L5のみの症状はありえるが、L5なく、S1のみの症状はあり得ない。 動画で学ぶ腰椎椎間板ヘルニアと圧排する神経根の […] 続きを読む