骨髄炎のMRI画像診断 公開日:2014年9月22日 救急整形外科 骨髄炎 病期分類 ・病期1期:骨髄内の炎症。局所の痛み・圧痛・発熱を伴う。 ・病期2期:骨髄の中に膿が貯まる。炎症は骨膜下まで及ぶ。 ・病期3期:炎症が周囲軟部組織まで及ぶ。 ・慢性骨髄炎とは半年以上持続する […] 続きを読む
鼠径ヘルニアとは?内鼠径ヘルニア・外鼠径ヘルニアの違いは? 更新日:2016年12月23日 公開日:2014年9月5日 救急腹部 鼠径ヘルニア(inguinal hernia)は頻度の多い疾患です。 読み方は「そけいヘルニア」と読みます。 鼠径ヘルニアは外(間接)鼠径ヘルニア、内(直接)鼠径ヘルニアに大きく分けられます。 その違いは、臨床的にはそ […] 続きを読む
気管支喘息のCT画像診断の特徴は? 更新日:2022年9月8日 公開日:2014年9月2日 救急胸部 気管支喘息(bronchial asthma) 下気道の慢性炎症。 上皮下へのコラーゲン沈着による基底膜肥厚。 気道過敏性亢進などさまざまなトリガーにより発作が起こる。 発作時は平滑筋の収縮や粘液栓による気道閉塞が起こり […] 続きを読む
急性硬膜下血腫(ASDH)とは?CT、MRI画像診断のポイントは? 更新日:2016年9月15日 公開日:2014年8月26日 救急頭部 急性硬膜下血腫とは?(acute subdural hematoma:ASDH) 頭部外傷などにより急性期の硬膜下腔に出血が起こる病態。 脳表の動静脈や架橋静脈の損傷、脳内血腫の脳表への進展が原因となる。 硬膜-くも膜間 […] 続きを読む
総胆管結石の画像診断のポイント!症状、原因、治療は? 更新日:2022年9月25日 公開日:2014年8月25日 救急腹部 総胆管結石(CBD stone)とは 総胆管結石(CBD(common bile duct) stone)は総胆管の閉塞-狭窄の原因となり、閉塞性黄疸を起こす。 感染を伴えば、胆管炎の原因となる。 症状は、黄疸、発熱、右 […] 続きを読む
外傷性くも膜下出血とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年11月23日 公開日:2014年8月23日 救急頭部 外傷性くも膜下出血(traumatic subarachnoid hemorrhage) 外傷→脳表の血管損傷→くも膜下腔に広がる出血。 くも膜下出血単独で見られることもあるが、脳挫傷、硬膜下血腫、びまん性軸索損傷、橋・ […] 続きを読む
硬膜下蓄膿(硬膜下膿瘍)の画像診断 更新日:2015年7月28日 公開日:2014年8月1日 救急頭部 硬膜下蓄膿(硬膜下膿瘍)(subdural empyema) ・まれだが、死亡率が高い。 ・急速に進行しうる脳外科的緊急疾患であり、髄膜炎の合併症の1つだが、髄膜炎と診断されて、臨床診断がしばしば遅れる。 ・硬膜下蓄膿は […] 続きを読む
大網捻転のCT画像診断(omental torsion) 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年7月23日 救急腹部 大網捻転(omental torsion) 大網の一部あるいは全体がその長軸方向に捻転し、急性腹症をきたしうる比較的まれな疾患。 女性より男性でやや多い。 30-60歳に見られることが多い。 8割の症例で 37度以上の […] 続きを読む
くも膜下出血・脳動脈瘤の治療(SAH、クリッピング術、コイル塞栓術) 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年7月11日 救急頭部 くも膜下出血の治療 治療の目的は再出血を予防すること!! 治療を検討することが推奨される動脈瘤 70歳未満(患者の余命が10〜15年以上) 5-7mm以上。 5-7mm未満では、 症候性、後方循環かAcom,IC-PCな […] 続きを読む
【まとめ】クモ膜下出血(SAH)の原因 更新日:2017年10月4日 公開日:2014年7月11日 救急頭部 クモ膜下出血(SAH)の原因 脳動脈瘤破裂(85%) 中脳周囲非動脈瘤性くも膜下出血 脳実質内出血のクモ膜下腔穿破 脳動静脈奇形、血管腫 脳動脈解離破裂 もやもや病 硬膜動静脈瘻 静脈洞血栓症による静脈うっ滞 脊髄動静脈 […] 続きを読む