急性化膿性甲状腺炎の画像診断(梨状窩瘻) 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年12月12日 耳鼻咽喉科 急性化膿性甲状腺炎 下咽頭梨状窩の先天性瘻孔(梨状窩瘻)から感染をしたもの。なので確定診断には下咽頭造影で、瘻孔を確認する。 梨状窩から甲状腺への瘻孔により甲状腺炎を生じ、腫瘤を形成する。甲状腺周囲に炎症波及。 新生児期 […] 続きを読む
橋本病とは?CT画像所見のポイントは?(慢性甲状腺炎) 更新日:2018年7月29日 公開日:2013年12月12日 耳鼻咽喉科 橋本病(慢性甲状腺炎)とは? 甲状腺ホルモンの合成・分泌障害をきたす自己免疫性疾患の1つ。 70−80%は甲状腺機能は正常であるが、最終的は低下する。甲状腺機能低下症の原因として最も多い。 全甲状腺疾患患者の20%を占め […] 続きを読む
下肢の外傷(骨折および脱臼)各論および初期対応 更新日:2021年5月15日 公開日:2013年12月12日 救急整形外科 各論⑥股関節、大腿骨 ▶大腿骨頸部骨折: ・高齢者の転倒で歩けないときはまずこれと圧迫骨折を疑う。脚長差があればまず間違いない。 ・レントゲン→正面+ラウエンシュタイン を撮影 ※ただしラウエンシュタインは […] 続きを読む
非専門医のための上肢の外傷(骨折、脱臼)の初期対応まとめ! 更新日:2021年5月15日 公開日:2013年12月12日 救急整形外科 鎖骨、肩鎖関節、肩 ▶鎖骨骨折:中1/3での骨折が多い。ついで、遠位鎖骨折、初期治療はクラビクルバンド。(8の字包帯)と三角巾。胸を張って装着すること。 鎖骨骨折はこちらに詳しくまとめました→【画像あり】鎖 […] 続きを読む
緊急処置が必要な四肢外傷とは?RICEとは? 更新日:2016年2月23日 公開日:2013年12月12日 救急整形外科 緊急処置が必要な四肢外傷 開放骨折 転位の大きい骨折・脱臼 神経血管損傷の合併 Compartment症候群の合併 degloving損傷(回転機械などで手袋を脱いだように皮膚が剥離する外傷) 緊急処置を要さない四肢外傷 […] 続きを読む
漿膜下子宮筋腫の捻転とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2018年11月21日 公開日:2013年12月11日 婦人科救急 漿膜下子宮筋腫の捻転とは? 急性腹症の稀な原因の1つ。 疼痛は卵巣腫瘍茎捻転より強い。 正常卵巣が同定される。 充実性腫瘤の捻転として認められる。 他は、卵巣腫瘍の茎捻転の所見とほぼ同じであるが、捻転茎は細くて目立たない […] 続きを読む
子宮筋腫のMRI画像診断のポイントは?症状、変性、種類は? 更新日:2017年11月10日 公開日:2013年12月11日 婦人科 子宮筋腫(uterine myoma/leiomyoma) 子宮筋層を構成する平滑筋に発生する最多の子宮腫瘍。 性成熟期女性の20〜40%に発症する。 発生・発育・消退は女性ホルモン、特にエストロゲンに強く依存し、初経 […] 続きを読む
MRIの絶対禁忌・相対禁忌(MRIが受けられない人)まとめ 更新日:2017年2月10日 公開日:2013年12月11日 MRI検査 MRI装置は穴のあいた大きな磁石と考えてください。 磁石にくっついたり、離れたり、動く可能性のあるものが体内あるいは体外にある場合は基本的に全てMRIをすることができません。 どのような場合にMRIを受けることができない […] 続きを読む
脳脊髄液の流れ(CSF fIow)によるアーチファクトの画像診断(Monro孔、CSF flow artifact) 更新日:2024年7月10日 公開日:2013年12月11日 頭部 脳脊髄液の流れ(CSF fIow)によるアーチファクト flow voidとは血流あるいはCSFの流れのために発生する信号消失のこと。 T2強調像やFLAIR像で目立ち、T1強調像では信号低下を来さないか、あっても目立 […] 続きを読む
異所性膵(迷入膵)とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年7月14日 公開日:2013年12月10日 腹部 異所性膵(迷入膵)とは? 異所性膵(ectopic pancreas)とは解剖学的にも血行学的にも連続性を持たず、他臓器中に存在する膵組織と定義される。 先天性の解剖学的異常。 剖検例の2~14%にみられ、多くが無症 […] 続きを読む