クモ膜下出血(SAH)の原因動脈瘤を探す3つのポイント! 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年3月7日 救急頭部 クモ膜下出血(SAH)の原因動脈瘤の部位を推定する方法についてまとめました。 SAHの画像診断!原因動脈瘤の部位を推定する方法を知る。 クモ膜下出血の部位 脳実質内血腫の部位 filling defect sign ※ […] 続きを読む
脳膿瘍のMRI画像診断のポイントは? 更新日:2023年4月6日 公開日:2014年2月24日 頭部 脳膿瘍(brain abscess) 感染経路は血行性もしくは直接進展(副鼻腔,中耳乳突蜂巣)、開頭術後。約1/4は感染源が特定できない。 病理像は脳炎(2週間)→壊死および被包化膿瘍(2週間以降)。 単発のことも多発の […] 続きを読む
胆嚢癌のCT、MRI画像診断のポイント! 更新日:2024年1月8日 公開日:2014年2月15日 腹部 胆嚢の構造 胆嚢には粘膜下層(粘膜下組織=粘膜筋板)に相当する部分がない。 →癌が漿膜側に浸潤し、周囲臓器への直接浸潤、リンパ節転移が起こりやすい。 胆嚢癌の一般的事項 胆嚢、胆嚢管から発生。大部分は腺癌。 50歳以上, […] 続きを読む
浸潤性乳管癌とは?分類・MRI画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年2月14日 乳腺婦人科 浸潤性乳管癌(Invasive ductal carcinoma) 乳癌全体の8割を占める。 ・癌細胞が間質(筋上皮細胞層および基底膜を破って進展)に浸潤しているもの。そのため、リンパ節転移や他臓器転移のリスクあり。 […] 続きを読む
真珠腫性中耳炎とは?CT画像所見のポイント・分類は? 更新日:2021年2月6日 公開日:2014年1月20日 耳鼻咽喉科 真珠腫性中耳炎の分類は? 真珠腫は先天性、後天性にまず分けられる。 後天性は、 上鼓室型(弛緩部)真珠腫 癒着型(緊張部)真珠腫 という一次性真珠腫と、二次性真珠腫(鼓膜の穿孔縁より鼓膜または外耳道上皮が中耳に侵入して形 […] 続きを読む
腸恥滑液包炎のCT,MRI画像診断(iliopsoas bursitis) 更新日:2017年4月5日 公開日:2013年12月27日 整形外科 腸恥滑液包炎(iliopsoas bursitis) 滑液包炎とは? 骨盤周囲には多くの滑液包が潜在するが、機械的刺激や感染により炎症が生じた状態が滑液包炎。主なものとして、腸恥滑液包炎、転子滑液包炎、坐骨滑液包炎等があ […] 続きを読む
多形腺腫とは?MRI画像診断の特徴は? 更新日:2021年10月13日 公開日:2013年12月17日 耳鼻咽喉科 多形腺腫 耳下腺腫瘍の7割程度を占める。残りは、ワルチン腫瘍かその他の腫瘍。 80%以上が耳下腺に発生する。耳下腺浅葉に多い。 女性に多い。男女比1:2。 30-60歳に多い。 無痛性の腫瘤で、緩徐に増大する。 良性腫瘍 […] 続きを読む
縦隔成熟嚢胞性奇形腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2023年1月5日 公開日:2013年12月16日 胸部 縦隔成熟嚢胞性奇形腫(mature cystic teratoma) 性腺以外に発生する胚細胞腫瘍はextragonadal germ cell tumorsとよばれる。 胚細胞腫瘍の1-3%を占める。奇形腫と悪性胚細胞 […] 続きを読む
慢性膵炎のCT画像診断のポイントは? 更新日:2018年8月31日 公開日:2013年12月13日 腹部 慢性膵炎(chronic pancreatitis) 慢性膵炎は、膵の進行性の炎症疾患。 臨床症状として、反復する上腹部痛発作、膵外分泌障害、膵酵素値の異常などがある。 従来の臨床診断基準にはさまざまな問題点がありました […] 続きを読む
孤立性線維性腫瘍(solitary fibrous tumor:SFT)の画像診断 更新日:2021年6月25日 公開日:2013年12月10日 骨軟部 孤立性線維性腫瘍(solitary fibrous tumor:SFT) 中皮下間葉系組織由来。低悪性度線維性腫瘍。 人口10万人あたり2.8人と比較的稀で成人、特に中高年に好発。性差なし。 CD34免疫染色が陽性と […] 続きを読む