大腿直筋のMRI画像の解剖と起始停止のまとめ 更新日:2024年11月18日 公開日:2024年11月13日 MRI検査骨軟部 大腿直筋(だいたいちょっきん:rectus femoris)は、大腿四頭筋の一部で、膝の伸展と股関節の屈曲に関わる筋肉です。 大腿直筋のMRI画像の解剖 大腿のCTやMRI画像を読む上で大腿直筋がどの場所にあるのか解剖を […] 続きを読む
脳MRIで中脳被蓋(上小脳脚交叉)に左右対称なDWI高信号は異常所見? 更新日:2024年9月10日 公開日:2024年9月9日 MRI検査頭部 中脳被蓋(上小脳脚交叉)に左右対称なDWI高信号 脳のMRIのDWI(拡散強調像)で中脳被蓋腹側に左右対称な結節状の高信号を認めることがあるが、これは正常所見で上小脳脚交叉を見ている。(上小脳脚交叉は、脳幹における神経線 […] 続きを読む
視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)とは?MRI画像所見の特徴は? 公開日:2024年7月28日 MRI検査頭部 視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD:NMO spectrum disorders) 視神経脊髄炎(NMO:neuromyelitis optica)は、古くからある用語で、以前は「デヴィック病」とも呼ばれていた。重 […] 続きを読む
最後野(area postrema)とは?MRI画像では場所はどこに相当? 更新日:2024年7月28日 公開日:2024年7月26日 MRI検査頭部 最後野(area postrema)とは? 読み方は「さいこうや」 第4脳室底に相当する脳幹の底部、特に延髄に位置する小さな領域のこと。 血液脳関門(BBB:Blood-Brain Barrier)が薄いため、体内の毒素 […] 続きを読む
鎖骨下動脈盗血症候群のMRI,CTの画像診断のポイント 公開日:2024年7月25日 CT検査MRI検査心血管 鎖骨下動脈盗血症候群(Subclavian Steal Syndrome, SSS) 鎖骨下動脈の狭窄または閉塞により、椎骨動脈を通じて血液が逆流し、脳や上肢への血流が不足する病態で1961年にFisherが最初に報告し […] 続きを読む
Marfan症候群のCT、MRI画像所見、腰仙部硬膜嚢拡張症とは? 更新日:2024年7月20日 公開日:2024年7月19日 CT検査MRI検査心血管 Marfan症候群(マルファン症候群) 結合織の異常に関連する遺伝性疾患であり、主に心血管系、眼、骨格に多様な症状を示す。 1896年にMarfanによって初めて報告された。 発生率は約5千人から1万人に1人とされており […] 続きを読む
carotid webとは?CT,MRI画像所見のポイントは? 公開日:2024年7月16日 MRI検査頭部 carotid web carotid webは、内頸動脈(ICA)の起始部に発生する薄い線状の膜。 内頸動脈に認めることが多いが、総頚動脈、椎骨動脈、鎖骨下動脈でも報告あり。 動脈壁の後方から内腔に向かって突出像を認め […] 続きを読む
脳MRIで頭部のBlack blood法として用いられるVRFA 3D-FSE法とは? 更新日:2024年7月19日 公開日:2024年7月16日 MRI検査頭部 VRFA 3D-FSE法とは? Variable Refocusing Flip Angle 3D-Fast Spin Echoの略。 Spin Echo法の一種で、MRI技術の一つ。 高解像度かつ高コントラストの画像を […] 続きを読む
脊髄の動脈支配は?脊髄梗塞を起こした際に頸髄と胸髄が同時に侵されない理由は? 公開日:2024年7月15日 MRI検査整形外科 前脊髄動脈(Anterior Spinal Artery)と後脊髄動脈(Posterior Spinal Arteries)は、それぞれ以下のような起源から分枝し、脊髄の異なる領域に血液を供給します。 前脊髄動脈(Ant […] 続きを読む
MRIの3D-FSE(Three-Dimensional Fast Spin Echo)とは? 公開日:2024年7月10日 MRI検査 3D-FSEはスピンエコー系の一部であり、高解像度の3次元画像を高速で取得するために使用されます。 スピンエコー法に基づいているため、通常のスピンエコーシーケンスに類似した信号特性を持ちます。3D-FSEシーケンスの信号 […] 続きを読む