肝細胞癌の治療後の局所再発のCT,MRI画像診断のポイント 更新日:2024年1月15日 公開日:2024年1月7日 CT検査MRI検査腹部 肝細胞癌の治療後の局所再発の画像診断 切除後の再発率は3年で50%、5年で70%。 腫瘍サイズ、衛星結節、脈管侵襲、切除断端陽性、被膜などの所見は、再発率と相関。 初回再発の90%以上は肝内再発。 再発の画像診断には超音 […] 続きを読む
脳腫瘍の治療法と治療後の局所再発のMRI画像診断のポイント 公開日:2023年11月8日 MRI検査頭部 脳腫瘍の治療法 脳腫瘍の治療の原則は、手術、放射線治療、化学療法の3つを用いた集学的治療。 膠芽腫を含む悪性神経膠腫の標準治療=手術+術後のテモゾロミド併用放射線治療。ただし、テモゾロミドはリンパ球減少→ニューモシスチス […] 続きを読む
外傷を契機に発症する閉鎖腔の液貯留であるMorel-Lavallée lesion(MLL)とは?画像所見のポイント! 更新日:2023年11月2日 公開日:2023年11月1日 CT検査MRI検査整形外科骨軟部 Morel-Lavallée lesion(MLL) 外傷によって皮膚および皮下脂肪組織が筋膜と離開し、血腫を形成後、残存する液体貯留が線維性被膜によって被包化されたものをMorel-Lavallée lesionと呼ぶ […] 続きを読む
膵癌の前駆病変として最多であるPanIN(膵上皮内腫瘍性病変)の画像所見のポイント 公開日:2023年10月25日 CT検査MRI検査消化器 膵上皮内腫瘍性病変(PanIN:pancreatic intraepithelial neoplasia)とは? 膵管の異型上皮病変を総合的にとらえる概念。PanINの読み方はパンイン。 膵癌の前駆病変(前癌病変)となる […] 続きを読む
手関節の伸筋腱の腱鞘炎(tenosynovitis)のMRI画像所見のポイント 公開日:2023年6月15日 MRI検査整形外科骨軟部 手関節の腱鞘炎(tenosynovitis) 腱組織が腱鞘の狭窄部や骨の隆起部を滑動するなどの繰り返す慢性的な刺激が腱周囲に加わり、炎症を引き起こすことが多い。 ゴルフ・テニスなどのラケットスポーツ、体操、重量挙げなどで […] 続きを読む
異型脂肪様腫瘍(ALT)、高分化脂肪肉腫(WDL)のMRI画像所見のポイント 更新日:2023年11月1日 公開日:2023年6月14日 CT検査MRI検査骨軟部 異型脂肪様腫瘍(ALT)、高分化脂肪肉腫(WDL) 脂肪性腫瘍のうち、良・悪性中間腫瘍(intermediate(locally aggressive))に異型脂肪様腫瘍(atypical lipomatous tumo […] 続きを読む
トルコ鞍内に骨棘を形成するsellar spineのCT画像所見のポイント 公開日:2023年6月14日 CT検査MRI検査頭部 sellar spine 鞍背正中よりトルコ鞍内に骨棘が突出する偶発的に発見される正常変異。 脊索の残骸の石灰化に由来すると考えられている。 頻度は5000〜8000例に1例程度。 通常無症状だが、内分泌疾患に関連する症 […] 続きを読む
後頭骨の正常変異である外後頭隆起のCT画像所見のポイント! 公開日:2023年6月14日 CT検査MRI検査頭部 外後頭隆起(EOP:external occipital protuberance)/後頭棘(occipital spur) 外後頭隆起は後頭骨正中の正常な隆起で、項靱帯が付着する。 ときにドアノブ状や角状に突出すること […] 続きを読む
de Quervain腱鞘炎(デケルバン/ド・ケルバン)のMRI画像所見のポイント 更新日:2023年6月15日 公開日:2023年6月7日 MRI検査整形外科 de Quervain腱鞘炎/de Quervain病(デケルバン/ド・ケルバン) 急性もしくは反復性の外傷に伴い長母指外転筋腱、短母指伸筋腱に生じる狭窄性腱鞘炎(stenosing tenosynovitis)。(腱鞘 […] 続きを読む
鼻中隔彎曲(弯曲)・骨棘形成のCT画像所見のポイント 更新日:2023年6月7日 公開日:2023年6月6日 CT検査MRI検査耳鼻咽喉科 鼻中隔彎曲(弯曲)(nasal septum deviation)・骨棘形成 鼻中隔は骨部と軟骨部により形成される。 鼻中隔彎曲(弯曲)は副鼻腔の正常変異であり20-70%の頻度で認められる。そのため、多少の彎曲は正常。 […] 続きを読む