食道癌のリンパ節転移の画像診断まとめ(#106recR) 更新日:2018年10月4日 公開日:2014年5月12日 腹部 食道癌のリンパ節転移 食道癌は転移しやすいリンパ節がありますので覚えておきましょう。 転移しやすいリンパ節 Iu(胸部上部食道)、Im(胸部中部食道)の場合 頸部(#101、104) 縦隔部(#106rec、108、11 […] 続きを読む
Lemmel症候群とは?症状は?定義は?画像診断のポイント 更新日:2024年2月15日 公開日:2014年4月26日 CT検査MRI検査腹部 Lemmel症候群(レンメル)とは? 1934年にLemmelが報告した。 十二指腸傍乳頭部の憩室に十二指腸内容(バリウムや食物塊)が入り込み、胆管、膵管を圧迫することにより、胆管炎、膵炎の症状を引き起こす病態をLemm […] 続きを読む
膵尾部癌の画像診断(脾静脈浸潤、胃側副路、下行結腸浸潤) 更新日:2014年9月9日 公開日:2014年4月20日 腹部 膵尾部癌の特徴 ・膵尾部癌は症状の発現が遅く、大部分が進行癌の状態で発見される。脾静脈が閉塞すると、側副路として胃食道静脈瘤が発達することがある(left sided portal hypertension)。 ・逆にこ […] 続きを読む
膵体部癌の画像診断、画像所見(脾静脈浸潤、胃周囲側副路、播種) 更新日:2015年1月16日 公開日:2014年4月20日 腹部 膵体部癌の特徴 ・膵体部癌は脾動静脈に浸潤しやすい。脾静脈が閉塞すると胃周囲の静脈(胃体網静脈、胃冠状静脈)が側副路として拡張する。 ・後方の左副腎や大動脈壁あるいは左腎動静脈へ浸潤することもある。 ・膵体部は横行結腸間 […] 続きを読む
膵頸部癌の画像診断、画像所見(肝十二指腸靭帯、periporatal collar) 更新日:2014年9月9日 公開日:2014年4月14日 腹部 膵頸部癌の特徴 ・膵頸部は膵頭部と膵体部の移行部のこと。 ・上方にはCAからCHAが、後方にはSVとSMVの合流部からPV本幹が位置する。 ・この解剖学的な位置関係から膵外に進展すると、CA根部〜CHA〜PHAに浸潤しや […] 続きを読む
groove領域とは?膵癌・膵炎の画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年4月14日 腹部 groove領域とは? groove(読み方は「グルーブ」)とは膵頭部と十二指腸の間の溝を指す。脂肪織内を胃十二指腸動脈が走行。膵頭上部では広いが、下部では狭くなる。 groove領域に異常があれば、この脂肪が不明瞭にな […] 続きを読む
膵頭部癌の画像診断、特徴(前方漿膜・後腹膜・十二指腸下行脚・SMA/V浸潤) 更新日:2015年2月2日 公開日:2014年4月14日 腹部 膵頭部癌の特徴 ・膵頭部は主膵管や総胆管に近く、これらを閉塞させて、黄疸や膵管拡張などを契機に発見されることが多い。 ・他の部位の膵癌と比べると症状の出現が早いため、比較的早期に発見される傾向にある。 症例 80歳代男性 […] 続きを読む
腸間膜(間膜)のCT画像診断!間膜の理解には主要な動静脈を同定する。 更新日:2023年8月18日 公開日:2014年4月11日 腹部 腸間膜とは(mesentery,mesenterium) 腸間膜小腸間膜、横行結腸間膜、S状結腸間膜などがある。いずれも後腹膜の前傍腎腔(二次性後腹膜)と連続している。 腸間膜は2枚の腹膜の間に、血管(SMA/V、IMA […] 続きを読む
膵鉤部癌の画像診断、画像所見(膵癌、SMA浸潤、十二指腸浸潤、腸間膜浸潤) 更新日:2014年9月9日 公開日:2014年4月11日 腹部 膵鉤部癌 ・膵鉤部は腹側膵由来。 ・直接十二指腸水平脚の上壁と接しているため、下方の十二指腸水平脚に容易に浸潤し、十二指腸狭窄による嘔吐で発症することがある。 ・また、小腸間膜を走るSMAやSMVにも近く、SMA周囲神経 […] 続きを読む
膵癌のリンパ節転移、遠隔転移の画像診断 更新日:2014年9月9日 公開日:2014年4月9日 腹部 膵癌のリンパ節転移 ・手術では通常第2群まで郭清するため、術前求められるのは第3群リンパ節転移の有無である。 ・ただし、術前CTで2群リンパ節転移が明らかな場合も手術適応としていないとも書いてあるものもある。 ・膵癌は膵 […] 続きを読む