膵の栄養動脈とその周辺の動脈 更新日:2017年11月28日 公開日:2014年10月31日 腹部 膵の栄養血管とその周辺 保存用)拡大します。 膵臓を栄養する血管については改めてこちらにまとめました。→【まとめ】膵臓の血管の解剖は?栄養する動脈はこれ! 症例 60歳代男性 慢性膵炎急性増 […] 続きを読む
肛門周囲膿瘍の画像診断(anal abscess) 公開日:2014年10月21日 腹部 肛門周囲膿瘍 ・肛門陰窩に開口する肛門腺の急性化膿性炎症により膿瘍を形成したもの。 ・発熱、肛門部の疼痛を主訴とする。 ・膿瘍が自壊または切開により、肛門周囲皮膚や肛門管に瘻孔を形成すると痔瘻となる。 ・肛門周囲膿瘍や痔 […] 続きを読む
後横隔膜脚腔とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2019年12月28日 公開日:2014年10月17日 腹部 後横隔膜脚腔(retrocrural space)とは? 左右の横隔膜脚と椎体に挟まれた狭い領域のこと。後縦隔と後腹膜を連絡する。後縦隔に含めるとする説もある。 大動脈、奇静脈(右側)、半奇静脈(左側)、胸管、リンパ節、 […] 続きを読む
直腸癌の画像診断で重要な直腸間膜と直腸間膜筋膜(mesorectum&mesorectal fascia) 更新日:2024年1月5日 公開日:2014年10月16日 腹部 直腸間膜(mesorectum) 腹膜反転部までは、直腸の前面と側面は腹膜に覆われ、後面は直腸間膜筋膜により境界される直腸間膜(mesorectum)となってこの中を神経や血管、リンパ節が含まれる。 ・直腸間膜は、直腸癌 […] 続きを読む
肝臓の胆管性過誤腫とは?画像診断のポイントは? 更新日:2021年2月7日 公開日:2014年10月8日 腹部 胆管性過誤腫(bile duct hamartoma) von Meyenburg complexと呼ばれる胆管壁組織の遺残から発生。 胆道系とは交通のない嚢胞病変で線維性間質に囲まれた膿汁胆汁を含む。 他に、micro […] 続きを読む
骨盤のリンパ節の画像診断(pelvic lymph node) 更新日:2014年10月31日 公開日:2014年10月7日 婦人科腹部 骨盤のリンパ節 子宮頸癌取り扱い規約、第3版、2012を参考に作図 傍大動脈リンパ節(para aortic node) ・腹部大動脈および下大静脈に沿うもの。 総腸骨動脈リンパ節(common iliac node) […] 続きを読む
門脈血栓症の原因と画像診断 更新日:2015年6月30日 公開日:2014年9月12日 腹部 門脈血栓症の原因 特発性(小児、若年成人に多い。新生児期の敗血症が関与か。) 肝細胞癌(患者の30-60%に認める) 肝硬変 門脈圧亢進 胆管細胞癌 膵癌、胃癌による腫瘍浸潤 外傷 血液疾患 敗血症 続きを読む
重複下大静脈とは?CT画像診断のポイントは? 更新日:2017年9月22日 公開日:2014年9月12日 心血管腹部 重複下大静脈(double IVC,duplicated IVC)とは? 全人口の2-3%に見られる。CTで遭遇する頻度は0.7-1%と下大静脈の奇形で最も多い。 大動脈の両側に下大静脈が描出される奇形。 発生の過程で […] 続きを読む
腹腔内の液体貯留の鑑別診断 更新日:2015年9月20日 公開日:2014年9月11日 腹部 腹腔内の液体貯留の鑑別診断 ・腹腔内への体液が貯留し、正常ならば吸収されるが、不均衡が生じて腹腔内に貯留する液体を腹水という。 ・性状により漏出性、滲出性に分類される。 漏出性腹水 ・肝硬変 ・ネフローゼ ・心不全 ・収 […] 続きを読む
鼠径管から陰嚢にかけて起こる病気(陰嚢水腫、腹膜中皮腫、転移性精索腫瘍、異所性子宮内膜症) 更新日:2016年7月13日 公開日:2014年9月5日 腹部 鼠径管から陰嚢にかけて起こる病気 このとき、腹腔内と陰嚢は繋がっていることになりますが、やがて精索や女性の場合は子宮円索として、索状の構造に置き換わります。 ところが、この精巣が通っていった腹膜(腹膜鞘状突 […] 続きを読む