crowned dens症候群の画像診断!まるで王冠! 更新日:2022年12月20日 公開日:2013年9月18日 救急整形外科 crowned dens症候群(クラウンデンス症候群、クラウンドデンス症候群) 高齢女性の数%に認める。 環椎十字靭帯の冠状の石灰沈着像。以下の症状を伴った場合、形状からcrowned dens症候群あるいはcrown […] 続きを読む
再生不良性貧血のMRI画像診断 更新日:2015年5月1日 公開日:2013年9月17日 整形外科骨軟部 再生不良性貧血 ・再生不良性貧血は、末梢血でのすべての血球の減少と骨髄の細胞密度の低下を特徴とする疾患である。 ・先天性と後天性があり、後者には1次性(特発性) と2次性がある。多くは特発性で、2次性には薬剤性や放射線照 […] 続きを読む
原発性骨腫瘍の画像診断(年齢、部位、Xp) 更新日:2014年10月3日 公開日:2013年9月14日 整形外科骨軟部 骨腫瘍の診断総論 年齢からアプローチする 1-5歳 神経芽細胞腫の転移 5-10歳 LCH 10-20歳 ユーイング肉腫、骨肉腫、軟骨芽細胞腫(良性) 骨端線閉鎖後 骨巨細胞腫 30-50歳 軟骨肉腫 50歳- M&a […] 続きを読む
脊索腫の画像診断(chordoma) 更新日:2021年2月6日 公開日:2013年9月13日 整形外科頭部骨軟部 脊索腫 ・遺残脊索から発生する腫瘍。 ・病理学的には良性とされるが、浸潤・再発する傾向が強く、臨床的には悪性として扱われる。 ・男女比=2:1 ・細胞はムチンに富み、豊富な空胞(これもムチンを含む)が特徴的とされている。 […] 続きを読む
腕神経叢損傷に適したMRI撮像方法(STIR冠状断) 更新日:2014年8月9日 公開日:2013年9月6日 整形外科 腕神経叢損傷に適したMRI撮像方法 ・神経叢の描出には、冠状断像が最も有用。 ・STIR像で最も神経が明瞭に描出される。 ・慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIPD)、遺伝性の末梢神経疾患(Charcot-Marie-To […] 続きを読む
TFCC損傷の原因となる尺骨突き上げ症候群とは? 更新日:2023年2月28日 公開日:2013年9月6日 整形外科 尺骨突き上げ症候群とは?(ulnolunate abutment syndrome) TFCの変性には尺骨と月状骨または三角骨の慢性的な衝突が関与している。(関連:手根骨の解剖) ulnar impaction synd […] 続きを読む
TFCC損傷とは?MRI画像診断のポイントは? 更新日:2017年7月26日 公開日:2013年9月6日 整形外科 TFCCとは? TFCC(三角線維軟骨複合体:triangular fibrocartilage complex)とは、手関節尺側に位置する線維軟骨複合体を指す。 手関節の回内と回外における安定に重要な役割を果たしている […] 続きを読む
椎体骨転移のCT,MRI画像診断は?骨粗鬆症による圧迫骨折との鑑別は? 更新日:2021年11月28日 公開日:2013年8月28日 整形外科骨軟部 椎体骨転移の特徴 特に胸腰椎に多い。頸椎の頻度はやや少ない。 転移巣は椎弓などの後方成分よりも椎体に好発する。なかでも椎体の後方にまず転移巣を作り、腫大し、椎弓根など後方成分へ浸潤をする。 症例 70歳代女性 肺癌 骨転 […] 続きを読む
骨盤周囲の裂離骨折とは?部位と付着する筋、画像診断まとめ 更新日:2022年8月30日 公開日:2013年8月14日 整形外科 裂離骨折(avulsion fracture) 小児、若年者の骨端線は成長軟骨が残存。 骨端線は筋肉・腱、靭帯より強度が低く、牽引力によって骨端線離開が生じる。 骨盤では二次骨端(apophysis)に好発する。成長期を […] 続きを読む
後縦靭帯骨化症(OPLL)のCT,MRI画像診断 更新日:2022年7月12日 公開日:2013年8月14日 整形外科 後縦靭帯骨化症(OPLL:ossification of posterior longitudinal ligament)とは 東洋人に多く見られ原因不明。 下位頸椎に好発するが、胸椎に生じることもある。 肥厚し骨化した […] 続きを読む