「腹部」の記事一覧
感染性腹膜炎の原因疾患とその割合
感染性腹膜炎の原因疾患とその割合 虫垂炎 34.2% 胆嚢炎 18.5% 術後合併症 8.5% 大腸穿孔 5.9% 上部消化管穿孔 11% 憩室炎 5.2% 小腸穿孔 5.4% その他 7.7% PID 1.1% 外傷 […]
腸間膜腫瘤の鑑別診断、CT画像診断
腸間膜腫瘤の鑑別診断 腸間膜腫瘤は 境界明瞭な円形腫瘤 辺縁不規則な腫瘤 多発性病変 に大きく分けられる。 境界明瞭な円形腫瘤 悪性リンパ腫 転移 非結核性抗酸菌症 Whipple disease 腸間膜のう腫 脂肪腫 […]
TAFRO症候群の画像診断のポイント
TAFRO症候群とは? 急性あるいは亜急性に、発熱、全身性浮腫、血小板減少、腎障害、貧血、臓器腫大などを伴う全身性炎症性疾患。 TAFRO症候群とはThrombocytopenia(血小板減少)、Anasarca(全身性 […]
回盲弁(バウヒン弁)の脂肪増生のCT画像所見
回盲弁(バウヒン弁)の脂肪増生 回盲弁に全周性の粘膜下脂肪増生が生じる場合がある(lipomatosis of ileocecal valve)。 中高年の女性に多い。 肥満との関連が疑われている。 一般的には背景疾患は […]
脾動脈瘤のCT画像診断のポイント
脾動脈瘤(splenic artery aneurysm) 腹部内臓動脈瘤で最多で、6割を占める。 CTAでの診断が有用。CTで偶然見つかることが多い。 壁のみでなく全体的に石灰化を来たし、石灰化腫瘤として認めることもあ […]
小腸型の感染性腸炎のCT画像所見のポイント!
感染性腸炎の分類 感染性腸炎は以下のように分けられます。 なかでも最も頻度が高いのが、小腸型です。 小腸型の中でも頻度が高いのがウイルス型です。 小腸型の感染性腸炎の画像所見 小腸型の感染性腸炎の画像所見1)としては、 […]
腹腔鏡下胆嚢摘出術時に重要な副肝管、異所性肝管とは?MRCPで診断。
左右の肝管が肝門部で合流する際に、複数の亜型があり、(広義の)副肝管と呼ばれます。 副肝管の一部には、腹腔鏡下胆嚢摘出術時に術前に把握しておかないと、手術により合併症を起こすものもあるため、注意が必要です。 今回は、副肝 […]