肺癌含めた肺切除術の(手術の)術式の種類

肺切除術は

  • 肺全摘術(pneumonectomy)
  • 肺葉切除術(lobectomy)
  • 縮小手術

に分けられる。

肺全摘術(pneumonectomy)

  • 現在は、気管支形成などを用いても完全切除できない病変に対して行われるのみ。

肺葉切除術(lobectomy)

  • 肺癌に対する標準術式であり、縦隔および肺門リンパ節郭清を行う。
  • 肺葉切除術に伴う気管支形成術(sleeve lobectomy)は気管支分岐部やその近傍に腫瘍が進展する場合に行われ、右上葉が最も頻度が高い。

縮小手術

  • 気管支や血管などの解剖学的な構造に沿って切離する区域切除術(segmentectomy)と解剖学的構造に沿わずに切離する楔状切除術(wedge resection)に分けられる。

参考文献:臨床画像 Vol.38 No.7増刊号 2022 p25 table1

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